デイミアン・リラード、股関節の負傷でオールスター出場を辞退へ
ポートランド・トレイルブレイザーズとデイミアン・リラードにさらなる試練だ。
現地12日、リラードはフェデックス・フォーラムで行われたメンフィス・グリズリーズ戦で股関節を負傷し、試合を途中退場。試合後のロッカールームでは、今週末に開催されるオールスター2020への出場を辞退する意向を記者たちに明かした。
リラードは第4Q終盤にレイアップを狙ってジャンプした際に負傷。
Yahoo Sportsによると、リラードの怪我はグレード1~2の股関節捻挫と見られているとのこと。怪我の詳細や復帰時期は今のところ不明で、翌日にMRI検査を予定しているという。
代替選手にブッカーを指名
今季のリラードは54試合でリーグ4位の29.5得点、7.9アシストを平均。今年のオールスターでは、本戦とスリーポイントコンテストに出場するはずだった。
リラードはオールスターゲームに出場できないことを残念だとしながらも、「体が第一」「(怪我の)タイミングとしては完璧」と前向きにコメント。次にブレイザーズが試合を行うのは2月21日なので、丸9日間じっくりと怪我の回復に専念できる。
またリラードはオールスターゲームの代替選手としてフェニックス・サンズのデビン・ブッカーを名指しし、「彼のように相応しい選手に代わりを務めて欲しい」と話した。リラードに代わるオールスター選手は、NBAコミッショナーのアダム・シルバーにより選出される。
なおリラードは選手としてはイベントに参加しないこととなったが、ラップアーティストの「Dame D.O.L.L.A.」として15日のオールスターサタデーでパフォーマンスを披露する予定だ。
この日の試合は、グリズリーズが111-104でブレイザーズに勝利。ウェスト8位グリズリーズと9位ブレイザーズの差が4ゲームとなった。グリズリーズにとっては、タイブレークの件も含め、極めて重要な勝利だったと言える(今季1勝0敗)。
グリズリーズとブレイザーズは今季あと2試合を対戦する(両方ともポートランド)。
参考記事:「NBA」