ロペス兄弟が一緒に暮らさない理由は「飼い猫同士が不仲だから」
ニューヨーク・ニックスのロビン・ロペスとブルックリン・ネッツのブルック・ロペス。高校・大学を通してずっと一緒にバスケをプレーし、現在は同じ都市のチームに所属する双子のロペス兄弟だが、今のところ別々に居を構えている。
成人した兄弟が同じ家に暮らすという方が一般的には珍しいのかもしれないが、ロペス兄弟の場合はそうしない理由がちゃんとあるらしい。どうやら2人の飼い猫の仲があまり良くないそうだ。
「一緒に暮らすことは考慮してみた。だけど猫たちが仲良くできないだろう。彼らが絶対に承知しないはずだ」
– ブルック・ロペス
上の画像は、左がブルックの「プーパン」(フランス語で『ぽっちゃり』の意)で、右がロビンの「エドワード・ゼファー王子」。2匹とも専用のInstagramアカウントを持っている(プーパン/ゼファー王子)。
ロビンはブルックのプーパンについて、「表裏が激しいネコ」と指摘する。
「ブルックの猫はみんなに愛されている。みんなの前ではとてもナイスな猫なんだ。こう言うと冗談に聞こえるかもしれないが、僕は大真面目だよ。みんなが見ていると、奴はのんびり者で可愛らしいネコの振りをする。だけど誰も見ていないところでは、僕のエドワードを追いかけ回そうとする。それで僕が視線を戻すと、奴はすぐに『僕は無邪気だよ。純粋だよ』みたいな振る舞いをするんだ。そんなのには騙されないよ」
– ロビン・ロペス
一方のブルックは、今年7月にロビンがニックスに移籍した際に、自宅の一室を空けてやってもいいと考えたそうだ。
「ロビンが我が家に住むのを許してやってもいい。地下室か、もしくはハリーポッター風に階段の下の収納室か」
– ブルック・ロペス
▼昨季のロペス兄弟対決
とはいえ、ロペス兄弟はすごく仲が良い。同じ街に暮らすようになってから定期的に夕食を共にし、今年は一緒にシティ・フィールド(MLBニューヨーク・メッツの本拠地)でワールドシリーズを観戦できたそうだ。
今季はブルックが20.1得点/8.3リバウンド、ロビンが7.3得点/6.2リバウンドをそれぞれ平均。ロペス兄弟のシーズン初対決となるニックスvsネッツ戦は、現地4日にマディソンスクエアガーデンで行われる。
Image by Jeff Keacher/Flickr
参考記事:「NY Post」