ルカ・ドンチッチがウィルト以来60年ぶりの快挙、開幕8試合連続で30得点オーバー
NBAでは現地11月4日、ダラス・マーベリックスとトロント・ラプターズがアメリカン・エアラインズ・センターで対戦。マブスエースのルカ・ドンチッチが35得点をマークする大活躍で、チームを111-110での勝利に導いた。
これでドンチッチは、今シーズン開幕から8試合連続で30得点超えを達成。1962-63シーズンのウィルト・チェンバレン以来60年ぶり、NBA史上2人目の快挙となる。
▼開幕8試合連続!
▼開幕連続30得点超え記録
- 1.ウィルト・チェンバレン:23試合(1962-63)
- 2.ウィルト・チェンバレン:8試合(1959-60)
- 2.ルカ・ドンチッチ:8試合(2022-23)
この日のラプターズ戦でのドンチッチは、37分の出場でフィールドゴール15本中10本、フリースロー14本中12本と高確率でショットに成功。ラプターズはドロップカバレージやスイッチをはじめ、ハーフコートラインでのダブルチームやサイドラインでのトラップなど、ありとあらゆるディフェンス・スキームで対応しようとしたが、ドンチッチはハイレベルなボールハンドルとプレイメイクを駆使してラプターズ守備をことごとく突破した。
第3Q最後のポゼッションでは、ホームアリーナを沸かせるスーパープレイを披露。
フェイダウェイをリリースした時はリムすら見えてなかったのでは!?こんなショットを決められると、どんな優れたディフェンダーでも止めようがない。
さらに第1Qには、スピンムーブでトラップを突破して逆サイドのコーナーにスキップパスを通す神アシストを放っている。
これまではシーズン中盤からようやく調子をあげてくるスロースターター気味だったドンチッチだが、今季は序盤から万全のコンディション。現時点でシーズン通算得点(288)と平均得点(36.0)の両方でリーグ首位、平均アシスト(8.6)でリーグ6位と、MVP最有力候補に相応しいスタッツを記録している。
11月4日の時点で、マブスは5勝3敗のウェスト5位タイ。ドンチッチの連続記録がどこまで伸びるのか楽しみだ。
ボックススコア:「NBA」