ルカ・ドンチッチが自己ベストの38得点でトリプルダブル
2019新人王のルカ・ドンチッチが、今季開幕8試合でシーズン4回目のトリプルダブルを達成。しかも自己最多得点を更新しながらだ。
ドンチッチは現地8日、アメリカン・エアラインズ・センターで行われたダラス・マーベリックス対ニューヨーク・ニックス戦でキャリアハイ38得点、14リバウンド、10アシストをマーク。ドンチッチにとってキャリア12回目のトリプルダブルとなる。
NBAによると、シーズン開幕8試合中4試合でトリプルダブルを記録したのは、1957年のモーリス・ストークス、1960年と61年のオスカー・ロバートソン、2016年のラッセル・ウェストブルックに次いで、ドンチッチがリーグ史上4人目。
▼TD4回は今季リーグ最多
また、アメリカでは合法的に飲酒できない21歳未満の選手によって30得点トリプルダブルが記録されるのは、今回がリーグ史上6回目。その内の3回がドンチッチ、2回がレブロン・ジェイムスによるものだ(1回は2018年のディアロン・フォックス)。
20歳の選手としてほぼ前例のないスタッツを叩き出しているドンチッチだが、この日は8ターンオーバーとミスも多く、さらに試合にも敗北。同点に持ち込むチャンスだった第4Q残り20秒にはセンターロゴからの超ロングスリーに失敗し、試合後のインタビューで「誤った選択をしてしまった。またチームをがっかりさせてしまった」と悔しさを滲ませた。
今季初のロード白星をあげたニックスは、マーカス・モリスがシーズンハイの29得点、ジュリアス・ランドルが21得点で活躍。敗れたマブスは、クリスタプス・ポルジンギスが28得点、9リバウンド、5ブロックで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」