マルコ・ベリネリがイタリアリーグに移籍
大ベテランガードのマルコ・ベリネリが、NBAから母国イタリアに活躍の場を移す決断をした。
ベリネリは現地26日、自身のTwitterでイタリアのプロリーグ「セリエA」のヴィルトゥス・ボローニャに移籍することを発表。契約期間は3年らしいので、これが事実上のNBAからの引退となりそうだ。
2007年ドラフト17位指名でNBAデビューしたベリネリは、13シーズン860試合の出場で9.7得点を平均。クイックリリースでの3ポイントショットがトレードマークで、キャリアを通して様々なチームで活躍した。
ベリネリのNBAキャリアで最も印象的だったのは、サンアントニオ・スパーズに在籍した2010年代中盤。
2014年にはオールスターのスリーポイントコンテストに優勝。
さらに2014NBAプレイオフでは、セカンドユニットのシューターとしてスパーズのリーグ制覇に大貢献した。
ベリネリは移籍先のヴィルトゥス・ボローニャで、セルビアバスケ界のレジェンドPGであるミロス・テオドシッチとチームメイトになる。
スパーズの2020オフ
コロナ禍によるスケジュール調整の影響で、FAとトレードの解禁、さらにドラフトが一度にやってきた今年のNBAオフシーズン。そんなカオス的な状況の中、サンアントニオ・スパーズはいい意味でも悪い意味でもほとんど話題にあがっていない。
過去5年と比べると、本当に平和すぎるオフシーズンを送っている。
- 2015年:ラマーカス・オルドリッジ入団
- 2016年:ティム・ダンカンの引退
- 2017年:カワイ・レナードのケガ大丈夫?
- 2018年:レナードとパーカー移籍、ジノビリ引退
- 2019年:マーカス・モリスの裏切り
今オフのスパーズは、ヤコブ・ポートルとドリュー・ユーバンクスの2選手と3年の再契約。ベリネリとブリン・フォーブスが退団した。
参考記事:「ESPN」