ラウリー・マルケネンが史上最速で通算スリー100本到達
まさか7フッターがこんな記録を打ち立てるとは…。
シカゴ・ブルズ新人のラウリー・マルケネンが、デビューから41試合目となった現地15日のマイアミ・ヒート戦でキャリア100本目のスリーポイントショットに成功。デイミアン・リラードの記録(デビュー44試合)を追い抜き、NBA史上最速で通算スリー成功数100本に到達した選手となった。
▼スリー100本最速記録
プレイヤー | 試合数 | シーズン |
ラウリー・マルケネン | 41 | 2017-18 |
デイミアン・リラード | 44 | 2012-13 |
ロバート・コビントン | 49 | 2013-15 |
ジェイソン・ウィリアムズ | 49 | 1998-99 |
ルディ・フェルナンデス | 50 | 2008-09 |
デビューから50試合以内でスリー100本を達成したのは、20歳のマルケネンを含め、NBA史上5選手のみ。歴代最高峰のシューターであるステフィン・カリーで58試合、クレイ・トンプソンで59試合かかった。
▼マルケネンのスリー100本
ヒート戦でのマルケネンは、3本のスリー成功から17得点、9リバウンドをマーク。第4Q終盤にはヒートを突き放すスリーポイントショットや3点プレイのレイアップを決め、チームの勝利に大貢献している。
ブルズはマルケネンの他、ジャスティン・ホリデーが7本のスリーを沈めてゲームハイの25得点、復帰2試合目のザック・ラビーンが20分の出場で18得点/5アシストを記録。連勝が7で止まったヒートは、ゴラン・ドラギッチが22得点/9アシスト、ケリー・オリニクが21得点、ウェイン・エリントンが20得点で奮闘した。
▼ラビーン
マルケネンのスリー新記録や、ベン・シモンズとロンゾ・ボールのトリプルダブル、ドノバン・ミッチェルの40得点超えなど、今年のルーキークラスはまさに大豊作だ。
今季のマルケネンは、41試合で15.5得点、3P成功率37.5%を平均。2002年のFIBAチャンピオンシップでドイツ代表のヘッドコーチを務めたHenrik Dettmannは、「ダーク(ノビツキー)と似ている部分がたくさんある。20歳の頃のダークよりも進んでいる」とマルケネンのポテンシャルを大絶賛した。
今年のスリーポイント・コンテスト出場もありえるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」