マブスがLAで快勝、レイカーズの連勝を10で止める
NBAでは現地12月1日、ウェスト首位のロサンゼルス・レイカーズと5位のダラス・マーベリックスがロサンゼルスのステイプルズ・センターで対戦。マブスが114-100でレイカーズを破り、敵地で優勝候補チームから金星をあげた。
レイカーズにとっては今季2度目のホーム黒星。最後にリーグ制覇を達成した2009-10シーズン以降で自己最長となっていた連勝記録を10で断ち切られた。
開始5分で10点ビハインドを背負うスロースタートを切ったこの日のマブスは、第1Q終盤からデロン・ライトやジャスティン・ジャクソンらセカンドユニットの奮闘で反撃。接戦に持ち込んで試合を折り返すと、第3Qにはエースのルカ・ドンチッチが試合をテイクオーバーする。
前半はレイカーズのトラップやペイントエリア守備に阻まれて6得点、4ターンオーバーと精彩を欠いていたドンチッチだが、後半に入ってから大きく調子を上げて、第3Qにピリオド16得点と5アシストをマーク。前半にあれだけ苦戦させられていたレイカーズディフェンスをドライブやスリーで切り崩し、ゲームの流れを引き寄せた。
ゾーンに入ったドンチッチを先頭に、マブスは3点差で迎えた第3Q残り7分30秒から17-0のランを展開。一気にレイカーズを突き放すと、そのまま最後まで二桁リードを維持した。
シーズン成績を13勝6敗としたマブスは、ドンチッチが27得点、10アシスト、9リバウンドを記録。他にはデロン・ライトが17得点/9アシスト、クリスタプス・ポルジンギスとドワイト・パウエルがそれぞれ15得点で活躍し、ベンチ得点では43-29でレイカーズを上回っている。
この日のハイライトは、何と言っても第4Q中盤にドンチッチが決めたプレイ。わざわざレブロン・ジェイムスをスイッチさせ、アイソレーションから得意のステップバックでディープスリーを沈めた。
このドンチッチのプレイからは、新人のアレン・アイバーソンがマイケル・ジョーダンをクロスオーバーした時と同じような、とても強いメッセージ性を感じる。
敗れたレイカーズ(17勝3敗)は、アンソニー・デイビスが27得点/10リバウンド、レブロンが25得点/9アシストをマーク。2人の他に二桁得点に届いたのは、アレックス・カルーソの10得点のみだった。
ノビツキー!
なおこの日のステイプルズ・センターでは、マブスレジェンドのダーク・ノビツキーが敵地ながら試合を現地観戦。レイカーズは第1Qのタイムアウトでトリビュートビデオを上映し、昨季限りで引退したノビツキーのキャリアを称えた。
ボックススコア:「NBA」