マブスがサンズとの第6戦に圧勝、今季プレイオフ第一号の第7戦突入へ
NBAでは現地12日、ダラス・マーベリックスとフェニックス・サンズがアメリカン・エアラインズ・センターでカンファレンス・セミファイナル第6戦を対戦。マブスが113-86の大差でサンズを下し、シリーズ3勝3敗に持ち込んだ。
大敗した第5戦から一転、この日のマブスはアグレッシブな守備とスリーでサンズを圧倒。前半を60-45で上回って主導権を掌握すると、後半には終始二桁リードを維持して余裕の勝利を収める。
第6戦でのマブスは、ルカ・ドンチッチがゲーム最多の33得点/11リバウンド/8アシストをマーク。ターンオーバーがわずか1本とミスを最小限に抑えつつ、苦手な守備でも奮闘して4スティールを記録した。
これでドンチッチは、プレイオフキャリア21試合で13回目の30得点超え。24歳未満の選手としては、レブロン・ジェームズ(21回)、コービー・ブライアント(17回)、ケビン・デュラント(17回)らレジェンドスコアラーに次ぐ、歴代4番目の記録となる。
もしマブスがサンズとの第7戦を制し、カンファレンスファイナルまで駒を進めることができるなら、コービーとデュラントの記録を超える可能性は大きい。
敗れたサンズは、クリス・ポールが引き続き精彩を欠き13得点、5ターンオーバー。デビン・ブッカーも19得点/8ターンオーバーと、オンボールのオフェンスで苦戦している。
第6戦でのサンズスターデュオは、ポールとブッカー2人のスタッツを合計しても、ドンチッチには及ばなかった。
▼第6戦スタッツ
- ルカ・ドンチッチ:33得点、11リバウンド、8アシスト、4スティール、1ターンオーバー
- CP3&ブッカー:32得点、10リバウンド、7アシスト、3スティール、13ターンオーバー
シリーズを第7戦に持ち込んだマブスはドンチッチの他、レジー・ブロックが19得点、ジェイレン・ブランソンが18得点で奮闘。ポストシーズンに入ってから不調気味だったベンチ出場のスペンサー・ディンウィディは、5本のスリー成功から15得点と、ようやく存在感を示した。
ボックススコア:「NBA」