TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
マイク・ブーデンホルザー バックス
2018 5 19

マイク・ブーデンホルザーがバックスの新HCに就任

バックス, マイク・ブーデンホルザー 0

ミルウォーキー・バックスが現地17日、チームの次期ヘッドコーチにホークス元HCのマイク・ブーデンホルザーが就任することを正式に発表した。

“We are thrilled to welcome Mike Budenholzer as the head coach of the Milwaukee Bucks.”

– General Manager Jon Horsthttps://t.co/3NVrtreYcG

— Milwaukee Bucks (@Bucks) May 17, 2018

契約に関する詳細はチームから明かされていないが、ESPNのAdrian Wojnarowsk記者によると、契約期間は4年とのこと。またZach Lowe記者によれば、HC就任が最初に報じられる直前の現地16日朝には、バックスのヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンがミルウォーキーでブーデンホルザーと朝食をともにしていたという。

ブーデンホルザーは、サンアントニオ・スパーズで17年間アシスタントコーチを務めた後、2013年にアトランタ・ホークスのHCに就任。在任期間の5シーズンでチームを213勝197敗に導き、2014-15シーズンにはコーチ・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

今季のバックスはレギュラーシーズン44勝38敗でイースト7位シードの成績を収め、プレイオフでは第1ラウンド6試合で敗退。シーズン開幕前の期待感を考えると、決して満足のいく結果だったとは言えず、ロスターのポテンシャルをフル活用できるようなシステムの構築を必要としている。

MVP候補のアデトクンボを筆頭に、ミドルトンやエリック・ブレッドソー、ジャバリ・パーカーなどタレントレベルは高いバックスだが、他の強豪チームとは違い、チームのアイデンティティやスタイルを確立できておらず、特にジェイソン・キッドHC指揮下ではアグレッシブすぎる守備スキームが低評価だった。またオフェンスでも、アデトクンボがベンチに下がると全く機能しなくなる。

ブーデンホルザーはロールプレイヤーたちの長所を最大限に引き出すモーションオフェンスの指揮に長けたコーチだ。守備面ではキッド元HCと少し似ていて、ピック&ロールに対してトラップを多用する傾向にあるが(特にミルサップ/ホーフォードがいた頃は)、今季ホークスではその真逆ともいえる慎重な守備(P&Rに対してビッグがほとんど外に出ない)を展開する柔軟さを見せた。アデトクンボレベルのスター選手を指導するのは初めてとなるので、どのような采配を振るうのか注目したい。

バックスが何としても避けたいのは、将来的にアデトクンボを失うことだ。アデトクンボは4年/1億ドルの延長契約が2017-18シーズンから始まったばかりで、契約は2021年まで保証されている(残り3年)。まだまだ先のことのようにも感じるが、2~3年はあっという間だ。もし次の2年でそれなりの結果を残せなければ(せめてカンファレンスファイナル進出?)、アデトクンボの忠誠心が揺らぐ可能性も十分にある。バックスのようなスモールマーケットチームにとってはなおさらだろう。

今夏にはジャバリ・パーカーが制限付きFA、そして2019年夏にはミドルトン、ブレッドソー、ブログドンの契約が満期となる。今のコアを維持したとして、今後2~3年で果たしてセルティックスや76ersに対抗できるチームになれるかどうか…?

参考記事:「NBA」

ロケッツが第2戦でウォリアーズに圧勝、シリーズ1勝1敗のイーブンに エルフリッド・ペイトン、ついに散髪

Related Posts

ウォリーアズ 5連敗

ブログ

カリーの47得点でウォリアーズ5連敗脱出、バックスはついに今季初黒星

バックス 7連勝

ブログ

バックス開幕7連勝、球団最長記録に並ぶシーズンスタート

ジェイソン・テイタム 46得点

ブログ

セルティックスのジェイソン・テイタム、負けたら終わりの第6戦で46得点の躍動

ホリデー 第5戦 2022

ブログ

ホリデーが終盤に攻守でステップアップ、バックスがセミファイナル第5戦に逆転勝利

特集

  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    2021年12月7日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
    ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
    ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
  • Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
    Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
  • 歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ
    歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?
    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?
  • 歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
    歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
  • 【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
    【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
  • ESPNが選ぶ、2010年代NBAで最も心に残った試合ランキングTop8
    ESPNが選ぶ、2010年代NBAで最も心に残った試合ランキングTop8
  • レブロンのサイン入りルーキーカードが31万ドルで高額落札
    レブロンのサイン入りルーキーカードが31万ドルで高額落札

ランダム

  • %e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%82%bf%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%ba-%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%8f%e3%82%a4カール・アンソニー・タウンズ、キャリアハイ47得点も勝利ならず
  • グリズリーズ ペリカンズ トレードグリズリーズがバランチュナス放出でペリカンズから2021ドラフト10位指名権獲得
  • ウェストブルック トリプルダブル 15回目ウェストブルックが3試合連続でトリプルダブル達成
  • ロンゾ・ボール パーキンスロンゾ・ボールが4試合連続で20得点超え、パーキンスは「バスト」発言を謝罪
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第15週 2017-18ミドルトンとカリーが2017-18第15週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes