スティーブ・ナッシュ、パートタイムでウォリアーズのコーチ陣に参加か
昨季で現役を引退したスティーブ・ナッシュが、コーチングスタッフとしてゴールデンステイト・ウォリアーズとの契約を検討している様子。ESPNが伝えている。
報道によると、今回ウォリアーズがオファーしたポストは、パートタイムのプレーヤー育成コンサルタント職。仕事内容は、月に数回のペースで、ステファン・カリーをはじめとするチームのガード選手たちに個人指導を行うことだという。現地15日の時点で、両者の契約交渉は成立間近らしい。
今年3月に引退を発表した時に、ナッシュはコーチの仕事は考えていないとしていたが、ウォリアーズのスティーブ・カーHCとリック・ウェルツ球団社長が積極的に勧誘した模様。カーHCとウェルツ球団社長、さらにチームの現選手育成コンサルタントであるブルース・フレーザーの3人は、フェニックス・サンズ時代からナッシュとのつながりが強く、今でも非常に親しい友人だとされている。
現役最後の年となった昨季を怪我で全休したナッシュだが、新人ジョーダン・クラークソンのメンターを務めるなど、陰でレイカーズに貢献していた。ESPNによると、今年の夏はジェレミー・リンやダンテ・エグザム、ケンバ・ウォーカーといったリーグのガード達とワークアウトを行ったという。
もしナッシュがコーチングに携わるなら、古巣のフェニックスもしくは家族が暮らすロサンゼルスだと思っていたが、ウォリアーズを選ぶとはちょっとサプライズ。どんな形にせよ、ナッシュがNBAに残ってくれるのはファンとして嬉しい。
また、歴代屈指のプレーメーカーが、カリーの今後の成長にどんなインパクトを与えられるのかも非常に楽しみだ。
Image by /:\ Road Warrior /:\/Flickr
参考記事:「ESPN」