NBAオールスター2020のリザーブ14選手が決定
NBAは現地1月30日、オールスターゲーム2020に出場するリザーブ14選手を発表。オールスターリザーブのメンバーは、ヘッドコーチたちの投票により選出される。
・イースト
プレイヤー | 出場回数 | |
---|---|---|
G | カイル・ラウリー | 6回目 |
G | ベン・シモンズ | 2回目 |
F | ジミー・バトラー | 5回目 |
F | クリス・ミドルトン | 2回目 |
F | ジェイソン・テイタム | 初 |
F | バム・アデバヨ | 初 |
F | ドマンタス・サボニス | 初 |
・ウェスト
プレイヤー | 出場回数 | |
---|---|---|
G | デイミアン・リラード | 5回目 |
G | ラッセル・ウェストブルック | 9回目 |
G | クリス・ポール | 10回目 |
G | ドノバン・ミッチェル | 初 |
F | ニコラ・ヨキッチ | 2回目 |
F | ブランドン・イングラム | 初 |
F | ルディ・ゴベア | 初 |
9選手が初出場
スターターも含め、今年のオールスターゲームには合計9選手が初参加(ルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、パスカル・シアカム、ドノバン・ミッチェル、ブランドン・イングラム、ルディ・ゴベア、ジェイソン・テイタム、ドマンタス・サボニス、バム・アデバヨ)。
これだけ初出場が多いのは2010年以来。若手選手たちの大躍進はもちろんだが、ステフィン・カリーやケビン・デュラント、カイリー・アービング、ポール・ジョージらオールスター常連組の怪我も大きな理由の一つだろう。
▼イングラムにサプライズ
勝率重視
やはりコーチ投票では、チーム成績が大きな選考材料となる。
今年のリザーブ14選手中12選手がプレイオフチームに所属。特にイーストはリザーブ全員が上位6チームからの選出で、スターターも合わせると、イーストの負け越しチームからオールスターに選ばれたのは、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングのみとなっている。
ブッカー?
今季のデビン・ブッカーは44試合で27.1得点、6.4アシスト、FG成功率51.0%を平均。特に1月の14試合では平均31.6得点と、紛れもなくオールスターな数字を記録している。
なので今年こそはいけるだろうと思ったが、ウェストのワイルドカード枠を獲得したのはラッセル・ウェストブルックとクリス・ポール。カリーとクレイ・トンプソン不在ながらも、ウェストガードの層は今年も厚かった。
なおリザーブ発表から間もなく、フェニックス・サンズのジェームズ・ジョーンズGMは、「私はこのリーグで何人ものオールスターたちと戦ってきた。デビン・ブッカーは間違いなくNBAオールスターだ」という異例の声明を出している。
来年こそは…。
スパーズの記録、終わる
今年のオールスターの名簿には、サンアントニオ・スパーズの名前がない。スパーズの選手がオールスターゲームに参加しないのは、1977年以来23年ぶりだ。
過去のスパーズからは、ティム・ダンカンが1998年~2011年、2013年、2015年の計15回オールスターに選出。ダンカンが参加しなかった2012年と2014年はトニー・パーカーが穴を埋め、2016年からはカワイ・レナードとラマーカス・オルドリッジが引き継ぐ形となった。
そうやって20年以上続いてきたオールスター出場記録もついに今年で終了。次にスパーズからオールスターが誕生するのはいつになるだろう?
参考記事:「NBA」