こんなさわやかな退場みたことない!!バックスのラリー・サンダースが審判に「グッジョブ!」
サンダースが退場の際に、審判一人ひとりに親指を立てて「グッジョブ!」
NBAの試合で選手が退場をくらった場合、ほとんどがすごい剣幕で怒鳴り散らすか、涙ながらに審判に抗議しながらしぶしぶコートを後にする。
その一方で、ミルウォーキー・バックスのラリー・サンダースは満面の笑みで退場する。
14日のバックス対ウィザーズの試合。第4Qにゴール下からシュートにいったサンダースは、オフェンスファウルを取られた。
納得のいかないサンダースは「ディフェンダーがリストリクテッドエリア(ノーチャージエリア)にいただろう」と審判に抗議。かなりしつこく迫ったため、テクニカルファウルを食らってしまった。
するとおとなしくなるどころか、さらに激しく抗議を開始。言うまでもなく2つ目のテクニカルがコールされ、自動的に退場となった。これでサンダースの退場回数は今季NBA最多の3回。
しかしサンダースは怒らない。審判ひとりひとりに満面の笑みで「グッジョブ」のサインを送りながら、さわやかにコートを後にした。もちろん審判に敬意を表してではなく、皮肉をたっぷりと込めたのだろうが…。とはいえ、何だか心が和むシーンだ。
試合は、106対93でウィザーズが快勝した。