ニコラ・ヨキッチ、前半だけでトリプルダブル達成
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチがトリプルダブルで歴史的快挙だ。
現地15日にブラッドリー・センターで行われたナゲッツ対ミルウォーキー・バックス戦の前半残り1分54秒、ヨキッチは出場時間わずか14分33秒にして16得点、10アシスト、10リバウンドをマーク。これはNBA史上最短出場時間でのトリプルダブル達成となる(2位は1955年にジム・タッカーが記録した17分)。
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後半に入ってからもヨキッチの勢いが衰えることはなく、最終的に34分の出場で14本中11本のフィールドゴールを成功させ、30得点、17アシスト、15リバウンドを獲得。30/15/15(得点/アシスト/リバウンド)以上でトリプルダブルを達成した史上6人目の選手となった(ウィルト・チェンバレン、オスカー・ロバートソン、マジック・ジョンソン、ラリー・バード、ジェイムス・ハーデン)。
▼ヨキッチもレジェンドの仲間入り
ヨキッチのオールラウンドパフォーマンスでオフェンスに火が付いたこの日のナゲッツは、チーム合計で40本中24本のスリーポイントショットに成功(NBA最多記録は25本)。5点差で迎えた第3Q残り5分30秒から24-10のランでピリオドを締めくくって主導権を掌握し、134-123で勝利を収めた。ヨキッチの他には、ゲリー・ハリスが28得点、ジャマール・マレーが26得点をあげている。
一方で敗れたバックスは、ヤニス・アデトクンボが36得点、13アシスト、11リバウンドでトリプルダブルを記録と、ヨキッチに引けを取らない大活躍を見せた。
ボックススコア:「NBA」