OT正念場で2点が3点に、審判の致命的な誤審がヒート対ホーネッツの勝敗を大きく左右
NBAでは現地2月17日、マイアミ・ヒートとシャーロット・ホーネッツがスペクトラム・センターで対戦。ダブルOTに及ぶ死闘の末、ヒートが111-107でホーネッツを下し、シーズン38勝21敗でイースト首位のシカゴ・ブルズに並んだ。
試合の勝敗を分ける大きな一因となったのは、第1OT残り2分2秒にカイル・ラウリーが決めたショット。明らかに3Pラインを踏んでいたが、映像判定による訂正がないまま、スリーポイントとしてカウントされた。
このラウリーのショットにより試合は同点。そのままダブルOTへともつれ込み、最終的にヒートが勝利を収めることになる。当然ながらこの誤審は、試合後にファンの間で物議を醸した。
試合後、審判はラウリーの3ポイントが誤審だったことを認定。レビュー&修正がなされなかった理由については、「残り時間2分までにプレイが中断にならなかったため」と説明している。
この日の勝利により、ヒートは38勝21敗でイースト首位タイに浮上。一方のホーネッツは直近10試合で1勝9敗となり、イースト9位のシーズン29勝31敗でオールスターブレイクを迎えることとなった。
ボックススコア:「NBA」