TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
マジック 1位指名
2022 5 19

オーランド・マジックに18年ぶりの幸運、2022年NBAドラフト1位指名権獲得

2022, ドラフト, マジック 0

NBAでは現地5月17日、ドラフトロッタリー2022がシカゴのマコーミック・プレイスで開催。ロッタリー抽選の結果、今季リーグ29位だったオーランド・マジックが、14%のオッズから全体1位指名を引き当てる幸運に恵まれた。

マジックがドラフト1位指名権を獲得したのは、2004年ドラフトでのドワイト・ハワード以来18年ぶり。球団33年の歴史で4回目となる。

shout to Coach Mose fr pic.twitter.com/5cErlXhNoE

— Orlando Magic (@OrlandoMagic) May 18, 2022

マジックの歴代1位指名

過去にマジックからドラフト1位指名を受けた選手は、3人ともバスケットボール殿堂入り級のスタープレイヤーたち。

  • 1992年:シャキール・オニール
  • 1993年:クリス・ウェバー
  • 2004年:ドワイト・ハワード

マジックは1993年ドラフト当日に1位指名のクリス・ウェバーをトレード放出し、その見返りにゴールデンステイト・ウォリアーズから同年3位指名のペニー・ハーダウェイを獲得した。

過去の1位指名権すべてで大当たり(ハーダウェイのトレード含め)を引き当てたマジックだが、各スター選手との関係は長く続かない。

世代を代表するセンターとなったシャキール・オニールとドワイト・ハワードは、全盛期真っただ中の20代半ばでマジックを離れる決断をし、2人ともロサンゼルス・レイカーズへと移籍。またペニー・ハーダウェイは3年目あたりから膝の怪我に悩まされ続けたため、スーパースターとしてのポジションを早々に失うこととなり、1999年のオフシーズンにフェニックス・サンズへとトレードされた。

▼ペニーは怪我さえなければ…

なおマジックは2012年のドワイト・ハワードのトレードで、数々のドラフトアセットやロールプレイヤーに加え、後にオールスターとなるセンターのニコラ・ブーチェビッチを獲得。そして2021年のトレードデッドラインにブーチェビッチをブルズへと放出し、ウィンデル・カーターJr.、2021年ドラフト1巡目指名権(フランツ・ワグナー)、2023年ドラフト1巡目指名権(トップ4保護付き)という極めて大きい見返りを手にしている。

今季マジックは22勝60敗と引き続き低迷していたが、ワグナー弟やジェイレン・サグス(5位指名)ら将来有望な新人が加入。2年目ガードのコール・アンソニーも16.3得点/5.7アシストを平均と、予想以上の成長を見せた。

2022のトップ・プロスペクト

今年のドラフトで目玉選手とされているのは、ゴンザガ大のチェット・ホルムグレン(センター)、オーバーン大のジャバリ・スミスJr.(パワーフォワード)、デューク大のパオロ・バンケロ(パワーフォワード)の3人だ。

まず今年のプロスペクトで最もポテンシャルが高いとされているのは、ペリメータースキルを持つビッグマンのチェット・ホルムグレン。リム守備に長けており、7フッターとしてはシューティングやパスにも強い。

ホルムグレンはフィジカル面でやや不安があるものの、スキルの面では文句なし。「新世代のパウ・ガソル」もしくは「オフェンス力のあるルディ・ゴベア」的なスター選手へと進化できる可能性を秘めた逸材だ。

オーバーン大のジャバリ・スミスJr.は、どんなロスター構成にも即座にフィットできそうなツーウェイの長身3Pシューター。相性の面で見れば、今のマジックにとって最も適切なピースと言えるかもしれない。

またデューク大のパオロ・バンケロはオン/オフボールの得点力が高く、プレイメイクまでできるパワーフォワード/センター。ポジションレス時代の理想的なビッグマンへと成長するポテンシャルを秘めている。

マジックはホルムグレン/スミスJr./バンケロの3人のうちの誰を指名したとしても、若手コアとの相性は良いはず。再建が大きく前進するだろう。

2022年ドラフトのロッタリー指名順位(1~14位)は以下の通り:

  1. オーランド・マジック
  2. オクラホマシティ・サンダー
  3. ヒューストン・ロケッツ
  4. サクラメント・キングス
  5. デトロイト・ピストンズ
  6. インディアナ・ペイサーズ
  7. ポートランド・トレイルブレイザーズ
  8. ニューオーリンズ・ペリカンズ(レイカーズ経由)
  9. サンアントニオ・スパーズ
  10. ワシントン・ウィザーズ
  11. ニューヨーク・ニックス
  12. オクラホマシティ・サンダー(クリッパーズ経由)
  13. シャーロット・ホーネッツ
  14. クリーブランド・キャバリアーズ

2022ドラフト全体2位指名権を獲得したのはオクラホマシティ・サンダー。今年のドラフトでは2位指名の他にも、1巡目の12位と30位を保持している。3位指名はヒューストン・ロケッツ、4位がサクラメント・キングスとなった。

2022年NBAドラフトは、現地6月23日に開催される。

参考記事:「NBA」

マブスがサンズとの第7戦で記録的な大勝利、11年ぶり5度目のウェスト決勝進出へ 2021-22シーズンのオール・ルーキー・チーム発表、トップ5位指名中4人が1stチーム入り

Related Posts

スパーズ 1位指名

ブログ

スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!

ボル・ボル ダンク

ブログ

【ハイライト】ボル・ボルのワンマン速攻ダンクでマジックのホームアリーナ大揺れ

パオロ・バンケロ 33得点

ブログ

パオロ・バンケロが今季ルーキー最多の33得点ダブルダブル、レブロン以来初の快挙

パオロ・バンケロ nbaデビュー戦

ブログ

ドラ1のパオロ・バンケロがデビュー戦で25-5-5、レブロン以来20年ぶりの好スタッツ記録

特集

  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    2022年3月13日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日

NEW

  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ
  • ラマーカス・オルドリッジ 引退 2023年ラマーカス・オルドリッジが2度目のNBA引退を表明
  • ドンチッチ 罰金ルカ・ドンチッチ、審判への不適切なジェスチャーで3万5000ドルの罰金処分に

ポピュラー

  • スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
    スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • マイケル・ジョーダンは「エア・ジョーダン1」を履いて試合に出るたび罰金を支払っていた
    マイケル・ジョーダンは「エア・ジョーダン1」を履いて試合に出るたび罰金を支払っていた
  • センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
    センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 金メダリストのケルドン・ジョンソン、スパーズと4年8000万ドルで延長契約
    金メダリストのケルドン・ジョンソン、スパーズと4年8000万ドルで延長契約
  • シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
    シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス
    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
  • 2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
    2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合

ランダム

  • ラプターズ ウィザーズ 第6戦ラプターズが3年連続でのカンファレンスセミファイナル進出
  • カワイ・レナード 脳震盪カワイ・レナード、脳震盪でGSW戦欠場へ
  • ラリー・バード ウェストブルックラリー・バードがウェストブルックを絶賛、「10年連続でMVPを取ってほしい」
  • ラプターズ イースト首位ラプターズが球団新記録で初のイースト首位獲得!!
  • マルカネン 怪我ブルズのマルカネンが肘の負傷で最大8週間の離脱へ

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2023
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes