パスカル・シアカムがラプターズと4年のマックス延長契約
トロント・ラプターズが昨季MIPのさらなる躍進に大きく賭けた。
現地19日、パスカル・シアカムがラプターズとの延長契約に合意した模様。ESPNが報じている。
報道によると、延長契約の内容はルーキースケールのマックスサラリー(キャップの25%)で4年/1億3000万ドル。今季のシアカムのサラリーは235万ドルだが、2020-21シーズンからは年俸が一気に10倍以上になる。
ラプターズがシアカムを次期フランチャイズスターとして認めた証だ。
さらに、もしシアカムが今季のMVPもしくはオールNBAチーム(1stか2nd)に選出されれば、契約内容がサラリーキャップの25%から30%に切り替わるとのこと。そうなった場合、サラリー総額が1億3000万ドルから1億5600万ドルに膨れ上がる。かなり難易度の高い条件だが、シアカムにとって今季に向けた大きなモチベーションの1つになるはずだ。
昨季がプロ3年目だったシアカムは完全にラプターズのスタメンに定着し、80試合の出場で16.9得点、6.9リバウンド、3.1アシストを平均と大ブレイク。一昨季から平均得点を倍以上にして、最も成長した選手に贈られるMIPを受賞し、プレイオフではさらにスタッツを伸ばして(平均19.0得点)、ラプターズの初優勝に大貢献した。
▼シアカムの2018-19ベストプレイ
なお今オフには、シアカムと同期のジャマール・マレーがナゲッツと5年/1億7000万ドルのマックス延長契約を結んでいる。
参考記事:「ESPN」