マブスのクリスタプス・ポルジンギス、試合中にボールを蹴り飛ばして罰金処分
NBAは現地26日、試合中に不適切な行為をしたとして、ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスに1万5000ドルの罰金処分を科したことを発表した。
ペナルティの対象となったのは、25日にチェイス・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦終盤での行為。FG15本中4本と不調だったこの日のポルジンギスは、マブスの24点ビハインドで迎えた第4Q残り8分21秒にケアレスミスでターンオーバーを出してしまった際にフラストレーションを爆発。ボールを観客席に蹴り込んでしまい退場処分となる。
NBAは、故意や不意に関係なく、ボールや物を観客席に投げ込む行為に対して非常に厳しい。ポルジンギスもそのことを十分に理解していたようで、審判に抗議することもなく、客席に向けて謝罪のジェスチャーをしながらフロアを後にした。珍しいほど平和的な退場シーンだ。
なお今季はポルジンギスの他にも、開幕2週目にブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが試合中にボールを観客席に投げ込んだことで、退場処分にはならなかったものの翌日に2万5000ドルの罰金。ペナルティの金額が今回のポルジンギス(1万5000ドル)よりも高かったのは謎だ。
ウォリアーズに30点差の大敗を喫したマブスだが、バック・トゥ・バックとなった26日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦には132-112で圧勝。退場明けのポルジンギスがチームハイ22得点をマークした他、ルカ・ドンチッチが15得点/15アシスト/10リバウンドのトリプルダブル、ジェイレン・ブロンソンが20得点/10アシストと、先発ガードコンビが大活躍し、今季成績を28勝21敗とした。
参考記事:「NBA」