トロント・ラプターズ、カイル・ラウリーの背番号「7」の永久欠番化を宣言
NBAでは現地8月6日、2021年フリーエージェンシーのモラトリアム期間が終了。数日前に合意に達していたトロント・ラプターズとマイアミ・ヒートのトレードが成立し、カイル・ラウリーがラプターズからヒートに移籍することが正式に決まった。
トレード成立から間もなく、ラプターズのラリー・タネンバウム会長は『The Athletic』のインタビューで、ラウリーの背番号7番を永久欠番化することを宣言。もし実現すれば、ラウリーは1995年に設立されたラプターズで史上初の永久欠番となる。
ラウリーはラプターズに在籍した9シーズンで17.5得点、7.1アシストを平均。クリス・ボッシュの退団でドアマット化したラプターズを蘇らせた立役者の1人であり、2019年のプレイオフではリーダーとして初優勝に大貢献。通算アシストとスティール数、スリー成功数、トリプルダブル数でラプターズの球団最多記録を保持している。
▼2019ポストシーズンのラウリー
ラプターズはフルギャランティーの3年/8500万ドルのサイン&トレードでラウリーをヒートに放出。見返りに、ゴラン・ドラギッチとプレシャス・アチウワをヒートから獲得する。
コロナ禍の影響により、昨季は本拠地トロントでプレイすることさえできなかったラウリー。来季に古巣凱旋する際には、ラプターズファンたちから盛大な拍手で歓迎されることだろう。
参考記事:「NBA」