リッキー・ルビオ、ジャズにトレード移籍
現地6月30日、ユタ・ジャズとミネソタ・ティンバーウルブズの間でトレードが成立。ポイントガードのリッキー・ルビオがNBAデビューから6シーズンを過ごしたミネソタを離れ、ジャズに移籍することが決まった。
ウルブズがルビオと交換で手に入れたのは、オクラホマシティー・サンダーのドラフト1巡目指名権(2020年までトップ14位プロテクション付き)。サンダーは同日にポール・ジョージ獲得で戦力アップしたため、ウルブズが獲得した指名権は2018年ドラフトの20位以下あたりになる可能性が高い。ルビオを放出したのは、キャップスペースの確保が目的だ。
なおウルブズはルビオの後釜PGとして、FAのジェフ・ティーグと3年/5500万ドルの契約で合意。それほど大きなアップグレードとは言えないかもしれないが(守備面では逆にダウングレードかも)、シュートの苦手なルビオよりもタウンズ/バトラー/ウィギンスのコアと上手くフィットできるだろう。
▼リッキー・ルビオ、2016-17ハイライト
恐らくルビオは、ケビン・ガーネット以降で最もウルブズファンから愛された選手だろう。個人的にも大好きな選手の一人なので、ようやくチームが長年の低迷期を抜けそうなところで移籍してしまうのはとても残念だが、新天地での活躍に期待。もしジャズがゴードン・ヘイワードの引き留めに成功すれば、面白いチームになりそうだ。
今年のオフシーズンは、過去10日間でクリス・ポール、ジミー・バトラー、ポール・ジョージ、リッキー・ルビオ、ドワイト・ハワード、ブルック・ロペス、ディアンジェロ・ラッセル、そしてドラフト1位指名権が動いている…。
参考記事:「ESPN」