ハーデンが後半34得点でテイクオーバー、ロケッツが20点ビハインドから大逆転勝利
現地25日にモダ・センターで行われたヒューストン・ロケッツ対ポートランド・トレイルブレイザーズの試合は、第4Qを33-12で制したロケッツが119-105でブレイザーズを撃破。46分出場したジェイムス・ハーデンが46得点、8アシストの圧倒的なパフォーマンスでチームを勝利に導いた。
プレーオフの椅子を争う両者が対戦するのは、2月に入ってから今回で3度目で、最初の2試合はブレイザーズが二桁得点差で快勝。この日も第3Q中盤で20点リードとブレイザーズの圧勝ムードだったが、そこからロケッツはハーデンが完全にゲームを支配して大逆転劇を演じる。
ロケッツは、第3Q残り6分20秒から試合終了のブザーにかけて58-24のダブルスコアランを展開。この間にハーデンは3本のスリーを含む12本中11本のフィールドゴール成功で34得点を挙げ、たった1人でブレイザーズをアウトスコアした。これだからロケッツは怖い。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
HOU | 28 | 21 | 37 | 33 | 119 |
POR | 34 | 30 | 29 | 12 | 105 |
ロケッツはハーデンの他に、ドワイト・ハワードが19得点、13リバウンドのダブルダブルを獲得。ブレイザーズは、デイミアン・リラードとC.J.マッカラムのバックコートコンビが43得点を記録した。
25日の試合結果により、ブレイザーズは30勝28敗で7位に転落し、ロケッツは29勝29敗で8位に浮上。
▼ウェスタンカンファレンス5位~9位(現地2月25日)
チーム | 成績 | GB | |
5 | MEM | 33-23 | 18.5 |
6 | DAL | 30-28 | 22.5 |
7 | POR | 30-28 | 22.5 |
8 | HOU | 29-29 | 23.5 |
9 | UTA | 28-29 | 24 |
25日の時点で、6位のマブスと9位のジャズの差はわずか1.5ゲーム。どのチームがプレーオフから脱落することになるのか、今季も最後まで面白い戦いが見れそうだ。
ボックススコア:「NBA」