セス・カリーが自己最多のダブルダブル、マブスがスパーズ本拠地で久々の勝利
現地29日にAT&Tセンターで行われたダラス・マーベリックス対サンアントニオ・スパーズ戦は、マブスが第2Qの15点ビハインドから後半に試合をひっくり返して105-101で勝利。マブスがレギュラーシーズンにサンアントニオで白星をあげるのは、2010年11月26日以来約6年ぶりとなる(プレーオフでは2014年4月23日に勝利)。
この日は、ガードのセス・カリーが自己ベストとなる24得点と10リバウンドのダブルダブル、さらに5アシストを獲得してチームを牽引。マブスの3点リードで迎えた第4Q残り17.3秒には、ヘジテーション・ドリブルでパティ・ミルズを抜き去り、決勝点となるレイアップを決めた。
マブスはカリーの他に、10日契約を獲得したばかりのヨギ・フェレルが9得点/7アシストで大貢献。ダーク・ノビツキーが15得点、10リバウンド、4ブロックとオールラウンドな活躍を見せた。
一方で2連敗となったスパーズは、カワイ・レナードが24得点、ラマーカス・オルドリッジとトニー・パーカーがそれぞれ16得点を記録。下位チーム相手に、二桁リードから後半に逆転負けを喫するという嫌な流れが続いている。
「守備で精神的なエラーが多すぎる。ウィークサイドでの守備ミスが多く、そこから簡単にリムを攻められてしまった。得点面では問題ない。しかしメンタル面での失敗が大きな敗因となった」
– グレッグ・ポポビッチHC
ESPNによると、スパーズが前半終了時に10点以上の点差を付けたホームゲームで敗れたのは118試合ぶりだという。
ボックススコア:「NBA」