ウォリアーズがジャズをスウィープで第2ラウンド突破
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地8日、ソルトレークシティーで行われたユタ・ジャズとの第4戦に121-95で圧勝し、シリーズを4勝0敗でスウィープ。宿敵キャブスと同じく無傷のまま第2ラウンドまでを突破し、3年連続でカンファレンスファイナルへと駒を進めた。
この日の第4戦は、39-17で試合をスタートし、第1Q終了時で22点差を奪ったウォリアーズが、そのまま最後までリードを維持。ジャズは第2Q序盤に14-0のランで息を吹き返して反撃し、後半開始まもなくに一時5点差まで詰め寄ったが、第3Qの最後に2連続スリーを決められて再び二桁点差を奪われると、第4Qは28-16で圧倒されて試合終了となった。
ウォリアーズは、ステフィン・カリーが30得点/7アシスト、クレイ・トンプソンが22得点をマーク。さらにケビン・デュラントが18得点/6リバウンド/5アシスト、ドレイモンド・グリーンが17得点/11アシスト/10リバウンドのトリプルダブル獲得と、オールスター4選手がそれぞれの形で大活躍した。
▼マギーもレアなミドルレンジに成功
https://twitter.com/warriors/status/861775249020407808
ジャズは、ゴードン・ヘイワードが25得点、ルディ・ゴベールが12得点/13リバウンドを記録した他、シェルビン・マックが18得点、ダンテ・エグザムが15得点で奮闘。ホームでの惨敗という形でシーズンを終えることとなったが、スタジアムのファンたちは7年ぶりに第2ラウンド進出を果たしたチームを最後まで応援し、試合終了間際には、今夏に契約を破棄してFAになる可能性があるヘイワードに向けて、盛大な「ゴードン・ヘイワード」コールが巻き起こった。
▼試合終了後にも「ゴードン」コール
キャリア初のオールスター出場など、今季が躍進の年となったヘイワードは、レギュラーシーズン73試合で21.9得点、5.4リバウンド、3.5アシストを平均。プレーオフ11試合では平均24.1得点、3P成功率41.2%とさらにステップアップし、主力の離脱が続いたチームを立派に牽引した。
レギュラーシーズンとプレーオフを通して、結局最後まで“100%のジャズ”を見れなかった気がするが、ゴベールもリーグ屈指のディフェンシブ・ビッグマンとして着実に成長しており、来季以降がとても楽しみなチームだ。
ボックススコア:「NBA」