スパーズが球団新記録のシーズン64勝達成、レナードはキャリアハイ33得点
サンアントニオ・スパーズが現地2日、本拠地AT&Tセンターで行われた試合でトロント・ラプターズを102-95で撃破。ホーム連勝記録を歴代2位の48に更新すると同時に、49年の球団史上で最高成績となるシーズン64勝に到達した。
▼歴代スパーズのシーズン成績Top5
シーズン | 成績 | プレーオフ |
2015-16 | 64勝12敗 | ? |
2005-06 | 63勝19敗 | WCセミファイナル |
2013-14 | 62勝20敗 | 優勝 |
1994-95 | 62勝20敗 | WCファイナル |
2010-11 | 61勝21敗 | WC第1ラウンド |
この日のスパーズは、カイル・ラウリーとデマー・デローザンのオールスター2人が休養で欠場したラプターズを相手に、カワイ・レナードとラマーカス・オルドリッジがそれぞれ30得点を超える好パフォーマンスを披露し、最初から最後まで一度もリードを譲ることなく主導権を支配。第3Q中盤からラプターズに巻き返しを食らい、第4Q残り2分で4点差にまで詰め寄られるも、そこからレナードが2本のプルアップ・ジャンプショットを含む8得点をあげ、勝利を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
TOR | 18 | 28 | 20 | 29 | 95 |
SAS | 26 | 29 | 16 | 31 | 102 |
▼レナード、ラプターズ戦ハイライト
「安定したパフォーマンスだったとは言えない。僕たちは今日の試合で何度か10点~11点のリードを付けたが、2点~4点まで削られてしまった。安定したプレーを続けなければならないね。オフェンスをちゃんとエクスキュートする必要がある。10~11点のリードを奪ったときは、そこから相手にボディーブローを食らわせ、リードを20点に広げなくてはだめだ」
– カワイ・レナード
スパーズは、レナードが自己キャリア最多となる33得点、7アシスト、6リバウンド、3スティールをマーク。オルドリッジは31得点、15リバウンドのダブルダブルで勝利に大貢献した。
▼オルドリッジ
レナードとオルドリッジの他に10得点以上を獲得したスパーズはいなかったが、チームのリバウンド数で47-32、アシスト数で28-18と相手を圧倒。一方で、エース2人が不在だったラプターズは、ルーキーのノーマン・パウエルの17得点、コリー・ジョセフとヨナス・バランチュナスの16得点をはじめ、合計6選手が二桁得点をあげている。
▼ファンがサプライズでプロポーズを決行
NBA新記録まであと2勝
これで今季ホーム無敗(39勝0敗)の維持に再び成功したスパーズ。1シーズンでのホーム39勝は、1995-96と1996-97のシカゴ・ブルズ、2008-09のクリーブランド・キャバリアーズ、2014-15のゴールデンステイト・ウォリアーズと並ぶ歴代2位タイの記録だ。
今季残り2試合のホームゲーム(ウォリアーズとサンダー)に勝てば、1985-86ボストン・セルティックスの記録(40勝1敗)を抜き、NBA史上初のシーズンホーム全勝達成となる。
ボックススコア:「NBA」