スパーズ、敗戦のガベージタイムに3秒で6点をスコア
現地22日にステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ対サンアントニオ・スパーズ戦でのこと。クリッパーズの12点リードで迎えた第4Q残り20秒、スパーズのパウ・ガソルが2本のフリースローを沈めた後、カイル・アンダーソンが2ポゼッション連続でウェズリー・ジョンソンの不注意なインバウンズパスをスティール。1回目はガソル、2回目はアンダーソン自身がそれぞれダンクでスコアし、ゲームクロックわずか3秒のスパンで12点差が6点差になった。
いくら勝敗の決したガベージタイムとはいえ、NBAの公式戦でここまでグダグダなシークエンスはなかなかお目にかかれない。
クリッパーズの実況アナウンサーは、「30年のバスケットボール人生でこんなのは初めてだ」と苦言。ドック・リバースHCも鬼のような形相をしている。
22日のスパーズ対クリッパーズ戦は、第1Q中盤に連続スリーで先手を取ったクリッパーズが、試合の大部分を通して主導権を掌握。ブレイク・グリフィンが膝の手術で戦線離脱中、さらにクリス・ポールがハムストリング負傷で途中退場するというアクシデントに見舞われながらも、レイモンド・フェルトンやマリース・スペイツらベンチプレーヤーがステップアップして最後までリードを守り抜き、第4Qはデアンドレ・ジョーダンやJ.J.レディックらスターターをフロアに戻すことなく、今季ロード15勝1敗だったスパーズに快勝した。
▼DJがガソルをポスタライズ
クリッパーズは、CP3が23分の出場で19得点、7リバウンド、6アシストをマーク。スペイツの14得点、フェルトンの13得点をはじめ、ベンチ得点でスパーズを58-31で大きく上回っている。
スパーズは、カワイ・レナードが27得点、7リバウンド、5アシストで奮闘した。
▼レナードの2連続ブロック
ボックススコア:「NBA」