ステフィン・カリーが復帰戦で32得点、ウォリアーズ連敗脱出
NBAでは現地29日、ゴールデンステイト・ウォリアーズがチェイスセンターでシカゴ・ブルズと対戦。116-102で快勝を収め、連敗を4で終わらせた。
この日のウォリアーズは、尾骨の負傷で離脱していたエースのステフィン・カリーが約2週間ぶりに復帰。30分の出場でゲームハイ32得点、6アシストをマークし、低迷していたチームを5試合ぶりの勝利へと導いた。
やはりウォリアーズは、カリーがフロアにいるとまったく別物のチーム。カリー自身の得点力やシュート力はもちろんだが、それが生み出す“引力”が凄まじい。
カリーには、ピック&ロールからペネトレイトしたり、オフボールで走り回ったりするだけで、相手チームのディフェンスを大混乱させ、チームメイトが攻めやすい状況を作る力がある。ウォリアーズのスティーブ・カーHCは試合後、「カリーがフロアにいるとすべてが変わる」と、フランチャイズエースのインパクトを熱弁した。
「カリーがいると、チーム全体がグッと点を取りやすくなる。オフェンスの幅を広げてくれるんだ。そのおかげで、今日の試合では出場した選手全員がいつもより良いプレイができていたと思う。全員がカリーの後に続いた。それこそがステフの影響力だ」
ウォリアーズ(22勝23敗)はカリーの他、ドレイモンド・グリーンがスリー3本成功と好調で、11得点/9アシストを記録。前半には、ロゴからの超ロングスリーを沈めた。
一方で4連敗となったブルズは、新加入のニコラ・ブーチェビッチが21得点/9リバウンド/6アシストで奮闘。ザック・ラビーンはFG16本中4本成功の12得点と不調だった。
これでブルズは、オールスターのブーチェビッチをトレードで獲得してから2連敗。現地29日の時点で、19勝26敗のイースト10位となっている。それでもイースト8位のヒートと3ゲーム差、4位のホーネッツとはたった4ゲーム差しかないので、まだまだ焦る必要はない。
ボックススコア:「NBA」