TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ウォリアーズ セルティックス 第4戦
2022 6 13

【NBAファイナル2022】ステフィン・カリーが第4戦で43得点の大活躍、シリーズ2勝2敗

ウォリアーズ, ステフィン・カリー, セルティックス 0

NBAでは現地6月10日、ゴールデンステイト・ウォリアーズとボストン・セルティックスがTDガーデンで第4戦を対戦。ウォリアーズが107-97でセルティックスを下し、シリーズを2勝2敗のイーブンに持ち込んだ。

カリー大爆発

終始一桁点差を争う接戦となった2022ファイナル第4戦では、ステフィン・カリーが自身のプレイオフキャリアを代表するスコアリングパフォーマンスを披露。41分の出場で、7本のスリーを含む26本中14本のフォールドゴール成功から43得点、10リバウンドのダブルダブルでウォリアーズをけん引した。

チームメイトたちがショットのリズムをなかなか掴めない中、第3Qには難易度の高いスリーを次々と沈めてピリオド14得点をマーク。さらに1点差で迎えた第4Q残り4分からは10得点をあげて、試合をテイクオーバーする。

カリーがプレイオフの試合で40得点以上をマークしたのは、2019年6月5日に行われたトロント・ラプターズとのファイナル第3戦(47得点)以来3年ぶり。カリーのポストシーズンキャリアで7回目の40得点超えとなる。

特に、第3Qでのショットメイクは圧巻。カリーのピック&ロールやオフボールのスクリーンアクションに対し、セルティックスのビッグマンが少しでもドロップすると、その一瞬の隙をついてクイックリリースからジャンプショットを次々とねじ込んだ。

▼第3Q残り3分でのプルアップスリーは完全にチート。カリーのハイ・ピック&ロールに対して、ホーフォードは3Pラインの外側まで飛び出していたが、それでも為す術なしだった

2022ファイナルでのカリーは、4試合でスリー成功率49%から34.3得点を平均中。このままウォリアーズがシリーズを制することができれば、カリーのファイナルMVPは確実だろう。

▼かつて4年連続でカリーと優勝を争ったレブロンもパフォーマンスを称賛

🧑🏽‍🍳

— LeBron James (@KingJames) June 11, 2022

シリーズのホームコートアドバンテージを奪還したウォリアーズはカリーの他、クレイ・トンプソンが18得点、アンドリュー・ウィギンスが17得点とキャリア最多の16リバウンドをマーク。さらにベンチ出場のジョーダン・プールが20分の出場で14得点をあげて勝利に貢献している。

特にトンプソンとウィギンスは、2人とも終盤に攻守でステップアップ。トンプソンは第4Qに高確率でショットを決めつつ、ジェイレン・ブラウンに対して好守備。ウィギンスは勝負所でオフェンスリバウンドからプットバックをねじ込むなどファインプレイを連発して、チームに流れを引き寄せた。

テイタム不振

一方で敗れたセルティックスは、ジェイソン・テイタムが23得点、ジェイレン・ブラウンが21得点、マーカス・スマートが18得点、デリック・ホワイトが16得点をマークと、ガード/ウィング陣が奮闘。

第4Q残り5分を切った時点で4点リードを保持していたが、その後のクラッチタイムではインサイドを固めたウォリアーズ守備を切り崩せず。ドライブ&キックアウトからのスリーを繰り返すだけの単調なオフェンスに陥ってしまい、ラスト5分間を17-3の大差でアウトスコアされてしまった。

▼終盤の攻防

2勝2敗のイーブンとなった今年のファイナルでは、セルティックスのフランチャイズエースであるジェイソン・テイタムがやや精彩を欠いている。

今季プレイオフでのテイタムは、イースタンカンファレンスの3シリーズ18試合で27.0得点を平均。マストウィンだったバックスとのイースト準決勝第6戦で46得点をあげるなど、リーグを代表するスターフォワードに相応しい活躍を見せていたが、ウォリアーズとのシリーズ4試合ではFG34.1%から22.3得点と低迷中だ。

スリーを45.2%の高確率(31本中14本)で沈めているものの、その一方でリム周辺での得点力が安定しておらず、2Pの成功率が27.5%に落ち込んでいる。

ファイナル第4戦の試合後、セルティックスのイーメイ・ユドーカHCはテイタムの不振について、「ファウルをもらおうとしてフィニッシュを疎かにしてしまうことが度々ある」と指摘した。

セルティックスとしては、エースが本調子でない中、シリーズを2勝2敗のイーブンに持ち込めただけで上出来だと言えるかもしれない。2022ファイナル第5戦は、現地6月13日にウォリアーズ本拠地のサンフランシスコで行われる。

ボックススコア:「NBA」

セルティックス生え抜きトリオがNBAファイナルで38年ぶりの快挙、3選手が同じ試合で20-5-5 第4戦終盤でベンチに下げられたドレイモンド・グリーン「不愉快だったが勝てれば良し」

Related Posts

ステフィン・カリー 40得点

ブログ

ステフィン・カリーが2試合連続40得点超え、ウォリアーズは今季初の連勝

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

ブレイク・グリフィン セルティックス

ブログ

元オールスターのブレイク・グリフィン、1年ミニマムでセルティックスと契約へ

白鳳 ウォリアーズ

Video

【ハイライト】元横綱白鳳、ステフとクレイのスプラッシュブラザーズを一蹴

特集

  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    2021年12月7日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日

NEW

  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ
  • ラマーカス・オルドリッジ 引退 2023年ラマーカス・オルドリッジが2度目のNBA引退を表明
  • ドンチッチ 罰金ルカ・ドンチッチ、審判への不適切なジェスチャーで3万5000ドルの罰金処分に

ポピュラー

  • スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
    スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • マイケル・ジョーダンは「エア・ジョーダン1」を履いて試合に出るたび罰金を支払っていた
    マイケル・ジョーダンは「エア・ジョーダン1」を履いて試合に出るたび罰金を支払っていた
  • 金メダリストのケルドン・ジョンソン、スパーズと4年8000万ドルで延長契約
    金メダリストのケルドン・ジョンソン、スパーズと4年8000万ドルで延長契約
  • センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
    センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
    シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス
    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個

ランダム

  • プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス 2015-16 11月ステファン・カリーとポール・ジョージが11月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス
  • ハーデン ワールドカップジェイムス・ハーデンがワールドカップのUSA代表を辞退
  • スペンサー・ディンウィディー GMスペンサー・ディンウィディーがブルズの次期GMに名乗りを上げる
  • ニコラ・ヨキッチ コンディション2020-21シーズンMVPのニコラ・ヨキッチ、今オフのコンディション調整も万全か
  • ユニフォーム 銅像 罰金Nikeに賠償金支払い命令、チャーチル像にT.パーカーのユニフォームを着せて

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2023
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes