ポール・ピアース、来季もクリッパーズで現役続行か
コービー・ブライアント、ティム・ダンカンと90年代ドラフト組のスーパースターが続いて引退した今夏だが、2人と同世代のポール・ピアースは、とりあえず2016-17シーズンもNBAに残ることが濃厚な様子。複数の現地メディアが伝えている。
2016プレーオフ敗退直後は、来季以降について「50/50」と語っていたピアースだが、ロサンゼルス・タイムズ紙がNBA関係者から得たという情報によると、現在はクリッパーズで“現役を続ける考えに大きく傾いている”とのこと。ピアースは昨年の夏にチームと3年/1050万ドルの契約を結んでおり、来季のサラリー(358万ドル)は保証されている。
ピアースにとってプロ18シーズン目となった昨季は、前の年よりも出場時間やシュート回数が大幅に減少し、68試合でキャリアワーストとなる6.1得点、FG成功率36.3%を平均。プレーオフではさらにスタッツを落とし、合計5試合/54分の出場でわずかFG2本成功の6得点に終わった。
▼シーズンハイ20得点
LAタイムズによれば、ピアースはオフシーズンに入ってから、現役続行か否かで何度も行ったり来たりしていたらしく、今後再び気持ちが揺れる可能性もゼロではない。クリッパーズのドック・リバースHCは、7月に出演したThe Verticleのポッドキャストで、もしピアースが引退を決意した場合、「ボストンが彼と1日契約を結べるように配慮して、セルティックスとして引退してもらおうと考えている」と語っている。
Image by BostonFoundation
参考記事:「LA Times」