レブロン・ジェイムスとクレイ・トンプソンが第13週の「プレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク」
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスとゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、2014-15シーズン第13週の週間最優秀選手(プレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク)に選出された。それぞれにとって今季3度目の受賞となる。
レブロンは1月19日~25日の4試合で27.8得点(イースト2位)、6.8アシスト(イースト5位タイ)、6.3リバウンド、2.25スティール(イースト6位)を平均。25日のオクラホマシティー・サンダー戦では34得点を獲得するなど大活躍をみせ、先週のキャブスを4勝0敗に導いた。
▼レブロン、サンダー戦ハイライト
8試合の欠場から復帰して以来、レブロンは平均30.3得点、6.3アシスト、6.9リバウンド、2.1スティール、FG成功率51.4%を記録。それに伴いチームの得点が爆発的に伸び、キャブスはレブロン不在中の1勝7敗から、過去7試合で6勝1敗と大幅に軌道修正することに成功した。当然ながら、ティモフェイ・モズゴフやJR.スミスの加入も大きい。
キャブスの現状についてレブロンは、「想像していたチームの姿。想像していたバスケットボールのスタイル」とコメント。サンダー戦の試合後には、「何よりもメンタル面が成長した」とチームの好転を喜んだ。
▼今季キャブス最初の38試合とレブロン復帰後の7試合
38試合 (10月28日~1月12日) |
レブロン復帰後7試合 (1月13日~26日) |
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成績 | 19勝19敗 | 6勝1敗 |
得点 | 99.8 | 112.3 |
FG% | 44.8% | 48.5% |
アシスト | 22 | 20.4 |
リバウンド | 41.2 | 47 |
失点 | 99.9 | 100.6 |
相手のFG% | 47% | 44.1% |
同じく1月19日~25日の4試合で、クレイ・トンプソンは33得点(ウェスト2位)、2.25スティール(ウェスト8位)を記録し、ウォリアーズの週間成績4勝0敗に大貢献。スリーポイントを38本中21本の高確率で沈め、23日のサクラメント・キングス戦ではキャリアハイの52得点、さらに第3Qだけで37得点を獲得し、1クォーターのNBA歴代得点記録を大きく更新した。
▼トンプソンのキャリアパフォーマンス
この歴史的なパフォーマンスを受け、元レイカーズのマジック・ジョンソンは、「クレイ・トンプソンとレブロン・ジェイムスは現NBA最高のオールラウンドプレーヤー」と大絶賛。これに対してトンプソンは、「僕はベストプレーヤーになりたいわけじゃない。ベストチームの一員になろうとしている」と謙虚なコメントを残した。
Image via @NBA/Twitter