ミッチェルとヨキッチが2022-23第9週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAは現地12月19日、2022-23シーズン第9週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。イーストからクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル、ウェストからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。
キャブス移籍後初、キャリア通算4回目の受賞を果たしたミッチェルは、12月12日から18日に出場した4試合で32.0得点を平均。スリー成功率42.5%の高水準を維持し、キャブスを週間3勝1敗に導いた。
今季のミッチェルはとにかくシューティングが絶好調で、平均得点(29.3)、FG成功率(50.6%)、3P成功率(43.1%)、フリースロー成功率(89.1%)でいずれも自己ベストを記録中。超一流シューターの証である「50-40-90」にもう少しで届くところにいる。
なお今季リーグでFG50%/3P40%/FT80%以上を平均しているのは、ミッチェルの他にウォリアーズのステフィン・カリーとジャズのラウリ・マルカネンの2選手のみ。ミッチェルは移籍1年目から立派にエースの役割を務めあげている。
キャリア通算12回目(ナゲッツ史上最多)となったヨキッチは、先週に出場した3試合でリーグ首位タイの36.0得点、17.3リバウンド(リーグ1位)、8.7アシストを平均し、ナゲッツを週間2勝1敗に牽引。18日のホーネッツ戦では、40得点、27リバウンド(自己最多)、10リバウンドのトリプルダブルをマークと、2年連続MVPの実力を存分に見せつけた。
NBAによると、40得点/27リバウンドでトリプルダブルを達成したのは、1960年代のウィルト・チェンバレン(4回)に次いで、ヨキッチがリーグ史上2人目とのこと。なお今季ナゲッツは現地20日の試合でグリズリーズを下し、現在シーズン19勝11敗でウェスト首位に浮上している。
▼グリズリーズ戦では神パス披露
2022-23第9週は他に、ネッツのケビン・デュラントが33.7得点、76ersのジョエル・エンビードが33.1得点/10.0リバウンドを平均し、それぞれのチームを週間勝ち越し成績に牽引。
ウェスタンカンファレンスでは、サンズのデビン・ブッカーがリーグ1位タイの36.0得点、OKCのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが34.7得点、マブスのルカ・ドンチッチが33.7得点を記録と、若手スターたちが引き続き躍動した。
▼2022-23第9週のベストプレイ集
参考記事:「NBA」