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スパーズ サンダー 第6戦
2016 5 13

サンダーが第6戦でスパーズに圧勝、2年ぶりのWCファイナル進出へ

サンダー, スティーブン・アダムス, スパーズ, ティム・ダンカン, 第6戦 15

オクラホマシティー・サンダーが現地12日、本拠地チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたサンアントニオ・スパーズとの第6戦に113-99で快勝。1勝2敗からの3連勝でシリーズを制し、2年ぶりのウェスタンカンファレンス・ファイナル進出を決めた。

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この日のスパーズは、試合開始8分で19-13の6点リードを奪う好スタートを切るも、最初にカワイ・レナードをベンチに下げたあたりからオフェンスの機能が完全に停止。第1Q終盤からにハーフタイムにかけての16分間で、フィールドゴールをわずか5本しか決められず、サンダーに42-12のランで主導権を握られ、前半終了時で55-31の24点ビハインドに陥った。

スパーズにとって前半31得点は今季最低、ハーフでの24点ビハインドは2002年以降のプレーオフの試合で球団ワースト記録となる。

そこからスパーズは、何とか流れを変えようと、得点力&スペーシングを重視したオルドリッジ/レナード/グリーン/ジノビリ/パーカーのスモールラインアップで後半を開始。するとオフェンスが大幅に改善して、第3Qに34得点をスコアするも、その一方でディフェンスとリバウンドがおろそかになり、サンダーの勢いを止めることができず、点差を26点に広げられて最終ピリオドに突入。サンダーは第3Qだけで9本のオフェンスリバウンドを獲得している。

第4Qに入ると、スパーズはアンドレ・ミラーをPGに置いたラインアップでまさかの猛反撃を開始し、23-8のランを展開。残り時間3分45秒で11点差にまで追い上げたが、そこからラッセル・ウェストブルックがスリーやレイアップで連続得点をあげ、スパーズのカムバックを終わらせた。

▼ダンカンとミラーの40×40アタック

Andre to Timmy!

13-point game with 5:21 to play in OKC. pic.twitter.com/p9xLyGdYuR

— San Antonio Spurs (@spurs) May 13, 2016

Q1 Q2 Q3 Q4
SAS 19 12 34 34 99
OKC 25 30 36 22 113

サンダーは、ケビン・デュラントがゲームハイの37得点、ウェストブルックが28得点/12アシストをマーク。ロールプレーヤーたちも大活躍し、スティーブン・アダムスが15得点/11リバウンド(5オフェンスリバウンド)、アンドレ・ロバーソンが3本のスリーを沈めてプレーオフ自己最多の14得点を記録した。

▼デュラント

開幕前は「スパーズ有利」との見方が強かった今回のシリーズだが、サンダーはチーム全体がステップアップして素晴らしいプレーを披露した。ビリー・ドノバンHCも見事な指揮をみせたと思う。

大敗を喫した第1戦以降は、ディフェンス戦略をアジャストして、オルドリッジのピック&ポップを優先的にガード。クラッチタイムでは、サージ・イバカの代わりに、アダムスとエネス・カンターのダブルセンター・ラインアップを起用して、インサイドの守備とリバウンドでスパーズを圧倒した。

サブスティテューションでも、デュラントとウェストブルックのどちらかが必ずフロアにいるよう出場時間とイン/アウトのタイミングをうまく調整。さらにシリーズ序盤で、バックアップガードのキャメロン・ペインが通用しないと判断すると、第4戦からはローテーションから外した。これらすべてのアジャストメントが、シリーズの勝敗を大きく左右する要因となった。

WCファイナルでは、サンダーのビッグラインアップがウォリアーズのスモールラインアップとどのようにマッチアップするのか、とても楽しみだ。

なおこの日のアダムスは、激しい偏頭痛に悩まされていたらしく、点滴を受けてから試合に臨んだという。

▼スティーブン・アダムス

一方で敗れたスパーズは、レナードが22得点/9リバウンド/3スティール、オルドリッジが18得点/14リバウンドをマーク。グレッグ・ポポビッチHCは、ボバン・マリヤノヴィッチをボリス・ディアウよりも先に出場させたり(第6戦でディアウはDNP)、序盤にケビン・マーティンを投入したり、さらにはマヌ・ジノビリにPGをやらせたりと、あの手この手で流れを変えようと試みたが、すべてうまくいかなかった。

ダンカンの去就は?

この日のティム・ダンカンは、34分の出場で今季プレーオフの自己ベストとなる19得点、5リバウンド、FG成功率50%を記録。26点ビハインドで迎えた第4Qでは、1度もベンチに下がることなく、12分間フル出場した。

「悪いタイミングで悪い試合、悪いクォーターが出てしまった。でも僕たちは、常に対戦相手を称えるべきだ。間違いなく、OKCはそこでギアを上げてきた。そして僕たちのエクスキューションは、強引なバッドショットばかりになってしまった。そこからは雪だるま式に落ちていったよ。僕たちは自分で自分を追い詰めてしまったんだ。後半にはそれなりのプレーができたが、それだけでは不十分で遅すぎた」
– ティム・ダンカン

ダンカンが、大量得点差の試合で、最後までフロアに立ち続けるというのは極めて稀だ。もしかして、これがラストゲームになってしまうのだろうか…。ダンカンは試合後、来季も現役を続けるか否かについて記者から尋ねられた際に、「ここを出て、人生について熟考してから、検討してみるよ」とコメントしている。

ダンカンは来季の契約がプレーヤーオプションとなる。できれば、マヌと一緒に来季も戻ってきてほしい。

球団史上ベストとなる67勝のシーズンが、第2ラウンド敗退という形に終わってしまったのは非常に残念だ。ただ最後の試合で、20点ビハインドに陥っても諦めず、終了のブザーが鳴るまで全力で戦うダンカンの勇姿を見れたのはすごく嬉しい。

▼ダンカンの試合前ルーティーン

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オルドリッジの加入にレナードの大躍進、ボバン旋風など、今季もいいシーズンだった。また来季のスパーズに期待…。

ボックススコア:「NBA」

ビスマック・ビヨンボがD.ウェイドにムトンボ、そのまま速攻で豪快にツーハンドダンク 【TOR-MIA第6戦】ヒート勝利でシリーズ第7戦へ、ウェイドはPO通算得点でオラジュワン超え

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