サンダーがポール・ジョージの古巣初凱旋で勝利
オールスターのポール・ジョージが移籍後初めて古巣インディアナのフロアに立った現地13日のサンダー対ペイサーズ戦は、オフェンスリバウンドと守備で主導権を握ったサンダーが100-95で勝利。
ジョージはFG14本中3本成功の12得点とオフェンスで精彩を欠いたものの、その一方でビクター・オラディポをシャットダウンする見事な守備を見せ、勝利に大貢献した。
▼第4Q残り10秒には勝利を決めるスティール
▼試合前はブーイングの嵐
▼カーメロもとばっちりでFTの際には「ハニー・ナッツ・チェリオス」コール
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※(「ハニー・ナッツ・チェリオス」は朝食シリアル。その昔ケビン・ガーネットが試合中にカーメロに向って『お前の嫁はハニー・ナッツ・チェリオスの味がする』と言ったとか言わなかったとか…)
恐らくレジー・ミラー以降で最もペイサーズファンから愛されていたポール・ジョージだが、自らの意思でチームを後にした他のスーパースターたちと同じく、初凱旋ではボールを触るたびに盛大なブーイング。ジョージは試合後、古巣からの容赦ないリアクションについて、「サーカスが終わって嬉しい。これでようやくみんなが前に進める」と語っている。
「試合がどんな雰囲気になるのかはわかっていた。驚きはなかったよ。この場所で300試合以上プレイしてきたんだ。リラックスして試合に臨めた。(オフェンスが不調だったのは)ブーイングとは全く関係ない。ただショットをミスしただけだ」
– ポール・ジョージ
この日のサンダー(13勝14敗)は、ジョージの他にも、ラッセル・ウェストブルックがFG17本中3本の10得点、カーメロ・アンソニーがFG14本中4本の12得点と、ビッグスリーのシューティングが絶不調だったが、その代わりにスティーブン・アダムス(23得点、13リバウンド)とアレックス・アブリネス(14得点)がステップアップ。特にアダムスは、9オフェンスリバウンドを獲得して、チームのセカンドチャンス得点につなげつつ、ペイサーズのオフェンスリズムを狂わせた。
▼アダムス
連勝が4で止まったペイサーズは、オラディポが19得点、ボーヤン・ボグダノビッチが15得点をマーク。二桁点差で迎えた第4Q終盤には、ピック&ロールからカーメロを徹底的に攻めて猛反撃し、残り40秒で1点差にまで迫ったが、続く守備ポゼッションではディフェンスリバウンドを確保できず、アブリネスにプットバックを許し、さらに同点を狙ったタイムアウト明けのプレイではターンオーバーを出してしまった。
ボックススコア:「NBA」