トニー・パーカー、先発PGの座をマレーに譲る
ついにトニー・パーカーが次世代にバトンを渡す時が来た。これはグレッグ・ポポビッチHCの決断であり、パーカーも納得してのことだ。
サンアントニオ・スパーズは現地21日、本拠地AT&Tで行われたインディアナ・ペイサーズ戦で、パーカーの代わりにデジャンテ・マレーを先発PGとして起用。パーカーがベンチスタートしたのは、2010年以来約初で、キャリア1165試合中14試合目となる。
「ポップ(ポポビッチHC)がそう言った。『バトンを渡す時だ』と言われて、僕は『問題ないよ』と答えた。マヌやパウ(ガソル)と同じように、いつかその日はやって来るんだ。ポップがチームのためにプラスになると思ったのなら、僕はベストを尽くすのみ。ポップの決断を支持するよ。可能な限りDJ(マレー)をサポートしながら、マヌやパティ(ミルズ)と一緒にセカンドユニットを引っ張っていきたい」
– トニー・パーカー
パーカーは約8年ぶりのベンチスタートで20分出場し、12得点/5アシストをマーク。思っていたよりも早い時期での引継ぎで、少し寂しい気もするが、今後はジノビリと同じく、セカンドユニットの起爆剤としての活躍に期待したい。
ボックススコア:「NBA」