トレイ・ヤングが30フィートのロングスリーで決勝点!!
アトランタ・ホークス期待の新人トレイ・ヤングが、得意のロングレンジショットでチームに劇的な勝利をもたらした。
ヤングは現地10日に本拠地で行われたサンアントニオ・スパーズとのプレシーズンゲームに31分出場し、18本中8本のFG成功から22得点、7アシストで活躍。同点で迎えた第4Q残り2.2秒には、3Pラインの2メートル外側から決勝弾となる超ロングスリーを沈めた。
同点でラストポゼッションを得た場合は、相手に決勝点のチャンスを与えてないためにギリギリまで時間を削るべきところだが、ヤングはたっぷりと時間を残した状態で極めて難しいショットを放った。もし外していればヘッドコーチに大目玉を食らうようなプレイだ。プレシーズンの試合とはいえ、1年目からこんな大胆なショットを躊躇なく打てる度胸と自信はスターの素質ありで、とても頼もしい。また、これをラストショットに選ぶというところが、新世代のプレイヤーという感じがする。
今年のドラフトでは、ルカ・ドンチッチをあえてスルーし、ヤングを指名するという賭けに出て、多くのバッシングを受けたホークスだが、5年後には最高の英断だったと言われるようになっているかもしれない。なおホークスは、3位指名権(ドンチッチ)と5位指名権(ヤング)をスワップする代わりに、マブスからトップ5位保護付きの2019年1巡目指名権を獲得した。
一方で敗れたスパーズは、ルディ・ゲイが28得点/5アシスト、ブリン・フォーブスが22得点をマークしている。
ボックススコア:「NBA」