ウェイドとロンドがホームゲームでブルズデビュー
今オフシーズンで主力陣に大幅な変更を加えた新生シカゴ・ブルズが現地10月3日、ホームのユナイテッド・センターにミルウォーキー・バックスを迎え、2016プレシーズン開幕戦を行った。
FAで加入したドウェイン・ウェイドとラジョン・ロンドにとって、ブルズデビュー戦となったこの日の試合。プレシーズンゲームということもあり、出場時間は制限されたが、さっそく第1Q序盤に、ロンドがフェイダウェイのジャンプショット、続いてウェイドがドリブルからのプルアップ・スリーで移籍後最初のフィールドゴールをスコアした。
それぞれ決して得意ではないショットからの初得点だったこともあり、2人のブルズデビューがよりフレッシュに感じる。特にウェイドは、昨季レギュラーシーズン74試合でスリーを合計7本しか決めていない。
試合は、前半で13点リードを奪ったバックスが、第4Q終盤のブルズの猛反撃を振り切り、93-91で勝利。ジャバリ・パーカーが13得点/9リバウンド、ヤニス・アデトクンボが12得点と、先発の若手2人が二桁得点を獲得した他、ベンチからはグレッグ・モンローがゲームハイの15得点、マイケル・カーター・ウィリアムズが10得点、11リバウンドのダブルダブルを記録。チームに移籍したばかりのマシュー・デラベドバとマイケル・ビーズリーは、それぞれ11得点でアウェイ白星に貢献している。
▼デリーのバックスデビュー
対するブルズは、ジミー・バトラーとダグ・マクダーモットがチーム最多の13得点、タージ・ギブソンが11得点/12リバウンドのダブルダブルをマーク。新加入の面子からは、ロビン・ロペスが8得点、ウェイドが6得点、ロンドが2得点、6リバウンド、7アシストをあげている。
ボックススコア:「NBA」