ワグナー兄弟の大活躍でオーランド・マジックが10連敗を脱出
今季リーグ最下位のオーランド・マジックが、2022年に入ってからようやく初白星ゲットだ。
マジックは現地14日、スペクトラム・センターで行われたシャーロット・ホーネッツとのロードゲームに116-109で勝利。12月23日から続いていた連敗を10でくい止めた。
この日の試合では、モリツ&フランツのワグナー兄弟が合計45得点をあげる大活躍。センターの兄モリツがベンチから26得点、先発フォワードの弟フランツが11本中8本のFG成功で19得点/7アシストをマークした。
3点ビハインドで第4Qに臨んだマジック(8勝35敗)は、ピリオド開始から15-2のランで一気に試合をひっくり返すと、そのまま最後までリードを維持。ワグナー兄弟の他には、ゲリー・ハリスが18得点、親指骨折から約7週間ぶりに復帰した新人のジェイレン・サグスが12得点/7アシストで勝利に貢献している。
連勝を4で止められたホーネッツ(23勝20敗)は、ラメロ・ボールの23得点、マイルズ・ブリッジズの20得点をはじめ、スターター5選手全員が二桁得点を獲得して奮闘。その一方で、マジックにベンチ得点で55-19の大差をつけられてしまった。
なお第3Q序盤には、ラメロ・ボールがアリーナを沸かせるファインプレイを連発。まず見事なヘジテーションムーブでディフェンダーを引きはがしてステップバックスリーを沈めると、続く守備ポゼッションでスティールを獲得。そのままファストブレイクを展開し、ビトゥイーン・ザ・レッグをかましてからブリッジスへのロブパスを決めた。
クリッパーズ時代のジャマール・クロフォードとブレイク・グリフィンのコネクションを彷彿させる一発だった。
▼ロブ・シティ
ボックススコア:「NBA」