【GSW-SAS第3戦】ウォリアーズがファイナル進出に王手
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地20日、AT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズとのカンファランス決勝第3戦に120-108で快勝。3年連続となるNBAファイナル進出まであと1勝に迫った。
KDがテイクオーバー
この日の試合は、ホームチームのスパーズがエースのカワイ・レナード不在ながらも健闘し、第3Q中盤で1ゴール差の接戦に持ち込んだが、ウォリアーズはそこからケビン・デュラントが大爆発してゲームを支配。ゾーンに入ったデュラントは第3Q残り6分30秒からの約4分間で18得点を獲得し、ウォリアーズのリードを一気に18点に広げる。
対するスパーズはマヌ・ジノビリの奮闘でランを仕掛け、第4Q序盤で8点差まで巻き返したが、ウォリアーズは9連続得点で応戦してすぐに流れを取り戻すと、そのまま最後まで二桁点差を維持して、敵地でシリーズに王手をかけた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 29 | 35 | 36 | 20 | 120 |
SAS | 33 | 22 | 33 | 20 | 108 |
ウォリアーズは、デュラントの33得点/10リバウンドをはじめ、スターター全員が二桁得点を獲得。21得点をあげたステフィン・カリーは守備でパスレーンを上手く読みながら6スティールを記録し、ジャベール・マギーはFG9本中6本の16得点で勝利に貢献した。
▼マギー!
0勝3敗で追い詰められたスパーズは、ジノビリがチームハイの21得点を記録。第3Qには、ピック&ロールから股抜きドリブルでディフェンダーをスプリットし、シューティングファウルをドローするスーパープレーを披露した。次の試合が、マヌの現役最後のホームゲームになる可能性があるなんて考えたくもない。
▼18分で21得点
スパーズの生き残りをかけたシリーズ第4戦は、現地22日に引き続きAT&Aセンターで行われる。
ボックススコア:「NBA」