ウェストブルックが1シーズンのTD数でマジック・ジョンソン超え
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、現地13日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で21得点、12アシスト、11リバウンドをマーク。今季19回目のトリプルダブルを達成し、ちょうどシーズン半分を残した時点で、1シーズンのTD数で1981-82のマジック・ジョンソンと昨季の自身の記録を追い抜いた。
1シーズン19回のトリプルダブルは、NBAとABAが合併した1976年以降で最多。これよりも多くのシーズンTDを獲得した選手は、リーグ史上でウィルト・チェンバレンとオスカー・ロバートソンの2選手しかいない。
▼1シーズンTD数歴代ランキング
プレーヤー | TD | シーズン |
オスカー・ロバートソン | 41回 | 1961-62 |
ウィルト・チェンバレン | 31回 | 1967-68 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1960-61 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1963-64 |
オスカー・ロバートソン | 22回 | 1964-65 |
ウィルト・チェンバレン | 22回 | 1966-67 |
ラッセル・ウェストブルック | 19回 | 2016-17 |
約50年間ぶりの偉業を達成したウェストブルックだが、13日ウルブズ戦での試合内容は決して素晴らしいと言えるものではなく、特に後半からはFG13本中1本成功の5得点と大苦戦。さらに10ターンオーバーを喫し、サンダーは96-86で敗北した。
ウェストブルックは試合後、19回目のトリプルダブルについて、「負けたら何の意味もない」とコメントしている。
今季初の3連勝をあげたウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが29得点/17リバウンド/3ブロック、リッキー・ルビオが14得点/14アシスト/4スティールでそれぞれダブルダブルの大活躍。ルビオは直近3試合で平均15.3アシスト、3.3スティールと絶好調だ。
▼ルビオ
ボックススコア:「NBA」