ウェストブルックとビールの連続スリーで大逆転劇、ウィザーズがネッツに勝利
今季リーグ最下位のワシントン・ウィザーズが、イースト強豪のブルックリン・ネッツ相手に大金星をあげた。
現地1月31日にキャピタル・ワン・アリーナで行われたウィザーズ対ネッツの試合は、第4Q残り10秒を切ったところでネッツが5点リード。タイムアウトが残っていなかったウィザーズにとってほぼ敗北が確定していた状況だが、そこからブラッドリー・ビールとラッセル・ウェストブルックが連続でスリーを沈めて奇跡を起こす。
まずビールが残り7秒に難しいプルアップスリーを沈めて、2点差に詰め寄ると、続いてガリソン・マシューズがネッツのインバウンドパスをスティール。ウェストブルックの逆転決勝弾へとつなげた。
約3週間ぶりに白星をあげたウィザーズは、ウェストブルックが41得点、ビールが37得点と、2大スターがチームを牽引。ESPNによると、残り10秒以下で5点差以上を跳ね返して逆転勝利したケースは、過去25シーズンでの2万3498試合中、今回が9回目だという。
ようやくシーズン4勝目をゲットしたウィザーズは他に、ベンチからイシュ・スミスが13得点/7アシスト、ダービス・ベルターンスが11得点をそれぞれマーク。
八村塁はFG9本中2本の9得点と、シューティングで精彩を欠いていたが、クラッチタイムでのオフェンスリバウンドや、残り時間1分10秒で試合を1ゴール差に持ち込むスリーなど、勝負所でファインプレイを決めて勝利に貢献した。
▼八村のクラッチスリー
一方でジェイムス・ハーデンが不在だったネッツは、ケビン・デュラントが37得点、ジョー・ハリスがスリー8本成功から30得点で奮闘。試合の大部分で主導権を握りながらも、第4Qだけでウィザーズにピリオド48点を許してしまった。
ボックススコア:「NBA」