ウェストブルックの連続トリプルダブル記録が7試合で終了
現地11日、チェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたオクラホマシティー・サンダー対ボストン・セルティックス戦で、ラッセル・ウェストブルックの連続トリプルダブル記録が途絶えることとなった。
ウェストブルックは、11月25日のデンバー・ナゲッツ戦から12月9日のヒューストン・ロケッツ戦までの7試合連続でトリプルダブルを達成。これは、1989年のマイケル・ジョーダン、1961年のオスカー・ロバートソンと並んで、歴代最長2位の大記録となる。
▼連続トリプルダブル最長記録
TD | プレーヤー | シーズン |
9試合 | ウィルト・チェンバレン | 1968 |
7 | マイケル・ジョーダン | 1989 |
7 | オスカー・ロバートソン | 1961 |
7 | ラッセル・ウェストブルック | 2016 |
ウィルト・チェンバレンの保持する連続TD記録にはあと2試合届かなかったウェストブルックだが、11日のセルティックス戦では26本中14本の高確率でフィールドゴールを成功させ、37得点、12リバウンド、6アシストの大活躍。同点で迎えた第4Q残り30秒にドライブから勝ち越しのレイアップをねじ込み、続く守備ではジャンプボールに持ち込んでポゼッションを奪い返すなど、クラッチタイムにもファインプレーを連発し、サンダーを勝利に牽引した。
試合後のインタビューで、連続TD記録が途絶えたことについて聞かれたウェストブルックは、「(連続記録のことは)どうでもいい。ただ今夜の試合に勝てたのが嬉しいよ」とコメントした。
サンダーはウェストブルックの他に、スティーブン・アダムスが16得点/8リバウンド、エネス・カンターが14得点/6リバウンドと、ビッグが健闘。ペイントエリア得点で、66-52でセルティックスを上回った。
エースのアイザイア・トーマスが怪我で不在だったセルティックスは、アル・ホーフォードが19得点、エイブリー・ブラッドリーとジェイ・クロウダーが18得点をマークしている。
ボックススコア:「NBA」