NBAスターたちにジャガイモを送り付けたのは誰?
2016-17シーズン第21週のNBAでは、白熱するMVPレースやマイアミ・ヒートの快進撃の他に、「ジャガイモ」が話題の一つとなっていた。今週の半ばから週末にかけて、いろいろなチームのプレイヤーたちの元に、選手の写真と短いメッセージがプリントされたジャガイモが突然送り届けられたのだ。
最初にジャガイモを報告したのは、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキー。ジャガイモの写真に「このジャガイモを送ってくれた人にすごく感謝している…」とメッセージを添えたTwitter投稿は、4万回のリツイートを超える大注目を浴びた。
リハビリ中のケビン・デュラントの元にもジャガイモ。デュラントのジャガイモには「1日も早く回復する事を祈っています」というお見舞いのメッセージがプリントされている。
「治療とインスピレーショナルなジャガイモ。誰だか知らないけどありがとう」
他にも、ヒートのハッサン・ホワイトサイドやホーネッツのフランク・カミンスキーらもジャガイモが届いたことを報告した。
https://twitter.com/youngwhiteside/status/842204667924873216
もちろんこれはジャガイモの妖精たちの仕業ではない。選手たちにジャガイモを送り付けていたのは、Potato Parcelというジャガイモメッセージの会社の仕業だった。
USA Todayのインタビューによると、Potato ParcelのオーナーはNBAの大ファンで、初めはノビツキーがキャリア3万得点に到達した際に、お祝いとしてジャガイモをプレゼントしたとのこと。その後、すべてのNBAチームのスターターたちに向け、合計150個のジャガイモを送ったらしい。
この会社のビジネスは非常にシンプルで、フラワーギフトならぬジャガイモギフトをメッセージ付きで好きな場所に送り届けてくれる。今回の件では、困惑したNBAスターたちが揃ってSNSに投稿したことで、予想以上の宣伝効果を得られたことだろう。
参考記事:「For the Win」