アンドリュー・ウィギンスの跳躍力がヤバい…
高校時代から次期スーパースターと期待され、2014年NBAドラフトの目玉選手となっているカンザス大のアンドリュー・ウィギンス。10年に1度の豊作と言われるドラフトクラスでトップ指名が確実視されている理由の一つは、彼の身体能力の高さにある。
もちろんバスケは身体能力がすべてじゃない。でも人間ってこんなに飛べたっけ?
これはどこぞやのワークアウトセッションでの1枚。報道によると、この垂直跳びの記録は112cmとのこと。今年のNBAプレドラフトキャンプには不参加のウィギンスだが、自身のInstagramを通じてNBAのスカウト陣にバッチリとポテンシャルの高さをアピールした。
ウィギンスはカレッジバスケの名門「カンザス・ジェイホークス」で1年間プレーし、シーズン平均で17.1得点、5.9リバウンドを記録。チームをNCAAトーナメントへと導いたが、2回戦で惜しくもスタンフォード大に敗北。3月末に2014NBAドラフトへの参加を正式に表明している。
以下はウィギンスのスカウトレポートより一部抜粋:
・生年月日:1995年2月23日
・ポジション:SG/SF
・身長:203cm
・体重:91kg
・類似プレーヤー:ビンス・カーター/ルディー・ゲイ
・長所:
抜群の走力/ジャンプ力。横の長さ/素早さがあり、アウトサイドディフェンダーとしてのポテンシャルが極めて高く、両ウィングポジションを効果的にガードするオールラウンド性を持ち合わせている。トランジションオフェンスでは非常に危険な存在。歩幅が広く、ファーストステップが速い。タイトなディフェンス下でシュートチャンスを作り出すクイックネスもある。チームプレーヤーで、プレーメーカーとして成長中。アイソレーションではスピンムーブが最大の武器となりえる。また彼のステップバックジャンプショットは密着ディフェンスをしても止めるのが難しい。
・短所:
最大の問題点は、ウィギンスが彼の身体能力を最大限まで発揮させるためのメンタリティを持ち合わせているかどうか。スカウトからの評価は総じて高いが、中にはウィギンスの集中力やバスケットボールに対する情熱を疑問視する声もある。オフェンス面では柔軟性を欠いたプレーもしばしばみられる。オフ・ザ・ボールでの動きを上達させる必要あり。上半身筋力の増強も課題だ。
この驚異的な才能をゲットするラッキーなチームはどこになるだろう?2014年NBAドラフトのロッタリー抽選は現地20日に行われる。
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