ウィリー・コーリー・ステインがキングスからの移籍を希望
サクラメント・キングスの若手センター、ウィリー・コーリー・ステインがどうやらチームを出たがっているらしい。コーリー・ステインの代理人が現地紙『The Sacramento Bee』の取材で明かした。
今月いっぱいで4年のルーキー契約が終了するコーリー・ステイン。もしキングスが6月30日までにクオリファイング・オファーを提示すれば、今夏は制限付きFAとなる。The Sacramento Beeによると、コーリー・ステイン側はクオリファイング・オファーを受けずに、完全FAになることを望んでいるという。
コーリー・ステインの代理人はクライアントの去就について、「ウィリーにはフレッシュスタートが必要。サクラメントでの彼のキャリアを評価した結果、ここで前に進むべきだという考えに至った」と話している。
「キングスがウィリーにクオリファイング・オファーを提示しないことを願いたい。そうすればウィリーは制限なしのFAになれる」
2015年ドラフトの全体6位指名でキングスに入団したコーリー・ステインは、プロ4年目の昨季に81試合出場でキャリアベストとなる11.9得点、8.4リバウンド、2.4アシストを平均。アップダウンとリムランに強く、パスもそれなりにさばけるので、ハイペースなキングスオフェンスと相性の良いセンターと言える。ただその一方で、スクリーン&ロールの他にハーフコートオフェンスでの武器を持っておらず、守備面ではリムプロテクションやリバウンドが少し頼りない。
▼コーリー・ステインのシーズンハイライト
コーリー・ステインは今夏に制限無しFAになることを望んでいるが、キングスとしてはその要望に応えるべき理由は一つもない。
参考記事:「The Sacramento Bee」