ウィザーズがOTでレイカーズ撃破、3年ぶりの5連勝達成
ワシントン・ウィザーズがついに本領発揮?東西のプレイオフチームを立て続けに撃破と、完全に勢いに乗っている。
ウィザーズは現地22日、昨季王者のロサンゼルス・レイカーズとステイプルズ・センターで対戦。オーバータイムに及ぶ死闘の末、127-124でレイカーズを下し、連勝を5に伸ばした。
ウィザーズにとっては、2018年2月以来初で3年ぶりの5連勝。今月半ばの時点ですでにプレイオフ進出は絶望的かに見えたが、この10日間で大きく盛り返し、現在は11勝17敗でイースト8位までわずか2ゲーム差に迫っている。
ビール&ラス
この日の試合では、ウィザーズのオールスター・バックコートコンビが大活躍。ブラッドリー・ビールが33得点/7リバウンド/6アシスト、ラッセル・ウェストブルックが32得点/14リバウンド/9アシストをマークした。
ESPNによると、ウィザーズから2選手が同じ試合で30得点/5リバウンド/5アシスト以上を記録したのは、2004年12月17日(レイカーズ戦)のギルバート・アリーナスとラリー・ヒューズ以来初めてだという。
ビールとラスの他には、八村塁が37分の出場で15得点/6リバウンドで勝利に大貢献。第4Q終盤にカウント・ワンスローのダンクやコーナースリーなどビッグショットを決めつつ、守備面ではレブロン・ジェームズとのマッチアップで素晴らしい仕事をした。
▼クラッチスリー!
▼トラップのタイミングも見事
八村の他にも、デニ・アブディアやダービス・ベルターンスらサポーティングキャストが終盤の勝負所でステップアップ。
第3Q序盤で最大17点ビハインドのピンチに陥ったこの日のウィザーズだが、そこから猛反撃で試合を延長戦に持ち込み、OTではビールとウェストブルックがテイクオーバーした。
一方で3連敗となったレイカーズは、レブロン・ジェームズが31得点、13アシストのダブルダブルで奮闘。ただこの日のレブロンは、8ターンオーバーとミスも多く、同点で迎えた第4Q残り9.8秒には、決勝点になり得たフリースローに失敗してしまった。
ボックススコア:「NBA」