ガーネットのリターン試合は今季一の盛り上がりに!!ウルブズがウィザーズに圧勝
ミネソタ・ティンバーウルブズの本拠地ターゲット・センターがこれほど盛り上がったのは一体いつ以来だろう?
ケビン・ガーネットのチーム復帰初試合となった現地25日のワシントン・ウィザーズ戦は、気合マックスのウルブズが今季一のディフェンスゲームを展開。97-77の大差でウィザーズを下し、元フランチャイズプレーヤーのリターンを勝利で飾った。
ガーネットがウルブズのユニフォームでターゲット・センターのフロアに立つのは2007年の4月9日以来。試合前の選手紹介ではカニエ・ウェストの『ホームカミング』をBGMにKGのイントロダクションムービーが上映され、客席から割れんばかりの大歓声が巻き起こった。
この日のガーネットはPFでスタメン出場し、第2Q残り3分32秒でウルブズ復帰初フィールドゴールに成功。最終的に19分の出場時間で、5得点、8リバウンド、5ブロックを記録している。試合後のスタジアムではKGコールが鳴り響いた。
「ミネソタがこれほどまでに俺の帰りを楽しみにしてくれていたなんて思いもしなかった。こんなにも愛してくれる場所があるなんて考えることすら出来ないと思う。だけどそれを現実で味わえるなんて…、心から感謝している」
– ケビン・ガーネット
▼最高のファンに最高のスマイル
この日のガーネットで最も印象に残ったのは、試合中のプレーではなく、ベンチでの振る舞いだ。チームがファインプレーをみせれば最初に立ち上がって祝福し、ベンチでもゲームを通して絶えず若手たちにアドバイスを与える姿がみられた。
▼KGからウィギンスへ
試合後、記者から「20分プレーして、体の調子はどうですか?」と尋ねられたガーネットは、「ひどい調子だ」と軽くジョークを飛ばし、両手でガッツポーズを決めてから会見の席をさっそうと後にした。
ウルブズのフリップ・サンダースHCはガーネットの復帰戦について、「今夜のイベントは試合以上の意味があった。家族の一員を故郷に迎え入れるということだ」とコメント。今のウルブズは最高にハッピーで魅力的な最下位チームである。
参考記事:「ESPN」