ザイオン・ウィリアムソンがキャリア79試合で通算2000得点突破、ジョーダン以降で最短記録
2019年ドラフト1位のザイオン・ウィリアムソンが、とてつもないペースで得点を積み上げている。
ウィリアムソンは現地24日、本拠地スムージー・キング・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦で33得点を記録。キャリア79試合目にして、早くも通算2000得点を突破した(2024得点)。
NBAデビューから80試合未満で2000点に到達したのは、ウィリアムソンが史上12人目。過去40シーズンでは、ルーキーシーズンのマイケル・ジョーダン(1984-84)以来初となる。
▼2000得点最短記録
- ウィルト・チェンバレン:53試合
- ウォルト・ベラミー:63試合
- オスカー・ロバートソン:66試合
- エルビン・エイズ:69試合
- ジョージ・マイカン:72試合
- カリーム・アブドゥル・ジャバー:72試合
- マイケル・ジョーダン:73試合
- ビリー・ナイト:76試合
- デビッド・トンプソン:78試合
- エルジン・ベイラー:79試合
- リック・バリー:79試合
- ザイオン・ウィリアムソン:79試合
このリストでウィリアムソンは最年少(20歳)。ウィリアムソンの他は、ビリー・ナイトを除く11選手中10選手がバスケットボール殿堂入りしたレジェンドたちだ。
今季のウィリアムソンは27.0得点を平均。ペイントエリアではシャキール・オニールのような圧倒的な支配力を見せており、FG成功率61.7%を記録している。
通算2000得点の最短記録はもちろんウィルト・チェンバレンで、わずか53試合。ルーキーのチェンバレンは、マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントの全盛期記録すら上回るシーズン37.6得点を平均した。
1年目の選手が37得点を平均するとか、今のNBAでは絶対に考えられないこと。100点ゲームやシーズン平均50得点など、ウィルトの他の得点記録と並んで、半永久的に破られることのない大記録だ。
ちなみに、ザイオンと並んで次世代NBAの顔役候補とされるルカ・ドンチッチは、キャリア88試合目で通算2000得点に到達。その間に、ザイオンの約倍のアシスト数を記録し、オスカー・ロバートソンに次いで史上2番目の早さで2000得点/500アシスト/500リバウンドを達成した選手となった。
ボックススコア:「NBA」