フルカン・コルクマズが今季76ers初、2試合連続で30点ゲーム達成
「以前よりも自信を持ってコートに立てるようになった」、フィラデルフィア・76ersの3年目ガードのフルカン・コルクマズは、最近の自身のパフォーマンスについてそう話す。
コルクマズは現地9日、本拠地ウェルズファーゴ・センターで行われたシカゴ・ブルズ戦でベンチからチーム最多の31得点をマークし、76ersの勝利に大貢献。2日前のメンフィス・グリズリーズでも、キャリア初の30得点超え(34得点)を達成したばかりだった。
これでコルクマズは、今季76ers選手として第一号となる2試合連続での30点ゲームを記録。ベンチプレイヤーとしては今季リーグ初だ。
76ersは2月6日の今季トレードデッドラインに、グレン・ロビンソンとアレック・バークスのウィング/コンボガード2選手をウォリアーズから獲得。コルクマズはデッドライン以降の2試合でフィールドゴール34本中25本、スリー20本中13本を成功させている。
同じポジションの2選手がロスターに加入したことに危機感を覚え、ここ2試合での気合の入ったパフォーマンスに繋がった部分もあるのかと思いきや、コルクマズいわく、それはまったくの偶然とのこと。試合後、「チームに貢献しようとしているだけ。チーム・ファーストを心掛けている」とコメントした。
▼2日前のキャリアハイ34得点
シクサーズはコルクマズの他、ジョエル・エンビードが28得点、12リバウンド、4ブロックで大活躍。ベン・シモンズは19得点、10アシスト、10リバウンドでトリプルダブルを記録した。
ホーム成績首位の76erだけど…
今の76ersはかなり両極端なチームだ。
この日の勝利のより、76ersはホームでの今季成績をリーグ首位の24勝2敗に更新。その一方でアウェイでは9勝19敗と、ロッタリーチーム並みに負け越している。
ホームでの今季シクサーズは、オフェンスでリーグ14位、ディフェンスでリーグ1位の数字を記録(100ポゼッション当たりの得点/失点)。それがロードになると、オフェンスで25位、ディフェンスで10位に落ち込んでしまう。
通常、守備の強いチームはホーム/ロードに関係なくパフォーマンスが安定するものだが、今季76ersはその限りではない。たまたまなのか、それとも何か原因があるのか…?
ボックススコア:「NBA」