レイカーズが前半20点ビハインドからナゲッツに逆転勝利、コービーは今季2度目の30点超え
現地22日にペプシ・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツ戦は、前半の大量得点差からカムバックしたレイカーズが111-107で勝利。連敗を2でストップし、今季5勝目を挙げた。
ウィル・バートンの大活躍により序盤からナゲッツに主導権を握られ、第2Q残り2分で21点ビハインドに陥ったこの日のレイカーズだが、そこから攻守共に大きく立て直して反撃を開始する。
8連続得点でハーフタイムまでに13点差に追い上げると、第3QはナゲッツのクォーターFG成功率を30%に抑える好ディフェンスを展開する一方で、コービー・ブライアントが7得点、4アシストのオールラウンドゲームでオフェンスを牽引し、後半開始から10分で逆転に成功。第4Qはそのまま1~2ゴール差を争う大接戦となったが、レイカーズの5点リードで迎えた残り時間32秒に、コービーがアイソレーションからターンアラウンド・フェイダウェイを沈めて7点差とし、レイカーズの勝利を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
LAL | 26 | 25 | 32 | 28 | 111 |
DEN | 34 | 30 | 16 | 27 | 107 |
この試合でコービーは、今季自己最多タイとなる31得点、さらに5アシスト、FG成功率45%をマーク。12月2日のウィザーズ戦に続いて、シーズン2度目の30点ゲームを達成した。プロ20年目にしていまだにダブルチームを引きつけられるというのはさすがだ。
開幕から最初の17試合では15.9得点、3.2アシスト、FG29.6%という酷い数字を記録していたコービーだが、ここ7試合では20.6得点、4.1アシスト、FG48.2%と大幅にパフォーマンスが改善している。
なお、キャリア20シーズン目で30得点以上を獲得した選手は歴代NBAでコービーのみ。そもそも現役を20年以上続けられるケースが極めて稀で、コービー以外ではカリーム・アブドゥル・ジャバー、ケビン・ウィリス、ロバート・パリッシュ、ケビン・ガーネットの4選手しかいない。
レイカーズは他に、ジョーダン・クラークソンが19得点/8リバウンド、ルー・ウィリアムスが17得点で勝利に貢献。ナゲッツはベンチ出場のウィル・バートンがチームハイの25得点を記録した。
▼ウィル・バートン
ボックススコア:「NBA」