コービー不在のレイカーズがスパーズに勝利、プレイオフ進出に王手
ノー・コービー?ノー・プロブレム!エース不在の穴はチームワークで埋めた。
コービーとナッシュの二大柱を欠くなか行われた、14日のレイカーズ対スパーズ。ドワイト・ハワードが26得点の活躍をみせ、91対86でレイカーズが強豪スパーズに勝利した。
プレイオフ進出を目指すレイカーズとホームコートアドバンテージを手にしたいスパーズの両チームにとって、今シーズンで最も重要だといえるこのゲーム。試合前のプレゲームショーで、元レイカーズのマジック・ジョンソンはハワードに対して次のような厳しいメッセージを送った:
「ハワードはレイカーズをリードして、残りの試合に勝ち、プレイオフに導かなくてはならない。もしできなかったら、(来季に)ハワードと契約する必要はないんじゃないのか?」
このマジックの叱咤に応えるかのように、ハワードは序盤から大活躍。26得点、17リバウンドをマークして、レイカーズの勝利に大きく貢献した。また、不安視されたレイカーズのバックコート陣も上出来のパフォーマンスを披露。ナッシュの代わりにスタメン出場しているスティーブ・ブレイクが23得点をマーク。見事コービーの穴を埋めるのに成功したといえる。
試合後、レイカーズのパウ・ガソルは、「今日のゲームくらいハードにプレイすれば、どのチームにも勝てるという自信が生まれた」と語った。
今回の勝利でレイカーズはジャズに1.5ゲーム差をつけ、プレイオフ進出に王手をかけた。15日の試合でジャズが負けるか、レイカーズがもう1勝すれば、レイカーズのプレイオフが確実となる。
一方で負けたスパーズは1位のサンダーから1ゲームビハインドとなり、プレイオフでのホームコートアドバンテージ獲得が厳しくなった。サンダー、スパーズ共に残り2試合で、サンダーは一つでも勝てばウェスト首位でプレイオフを迎えることができる。
Thumbnail:「ESPN – YouTube」