レイカーズ、ハワードの活躍でブルズ破りウェスト8位に浮上
レイカーズがついにプレイオフ圏内へ!そろそろ期待しても大丈夫?
10日、ホームのロサンジェルス・レイカーズが90対81でシカゴ・ブルズに圧勝。これでレイカーズは西地区8位に食い込んだ。
レイカーズが勝率5割から2ゲーム超えるのは今季初。ボロボロだったシーズン前半(25勝29敗)に比べ、オールスター以降は8勝2敗。ようやくというべきか、シーズン前に期待されたレイカーズの姿に少しずつ近づいてきた。
試合の前半は接戦で、第2Q終了時点ではレイカーズが4ポイントのリード。そこから一気にレイカーズが21 – 7のランでブルズを突き放し、そのまま8点以上点差が詰まることなく、試合はレイカーズが制した。
この日のMVPは、16得点、21リバウンド、4ブロックをマークしたドワイト・ハワード。マジックにいた頃のようなモンスター級のパフォーマンスを披露した。コービー・ブライアントも19得点、9アシスト、7リバウンドとオールラウンドなプレイをみせ、チームの勝利に大きく貢献。他のスターターたちも全員2桁を得点する、非常にバランスのとれたゲームだった。
スティーブ・ナッシュは試合後のインタビューで、「このチームはまだ完成品からは程遠い」とのべ、さらなる上達の余地があることを明確にした。
とにかくこれでレイカーズはなんとかプレイオフ圏内に潜り込んだ。しかし9位のユタ・ジャズとのゲーム差はわずか0.5。少しも安心できる状況ではない。
反対に、6位のウォーリアーズとは2ゲーム差で、十分な射程圏内だ。4月にはパウ・ガソルも復帰するはず。レイカーズのベストメンバーが揃えば、ここからさらに順位を上げていけるか?