レナードの第4Qテイクオーバーでスパーズがグリズリーズに勝利
現地29日に行われたメンフィス・グリズリーズ対サンアントニオ・スパーズ戦は、リバウンド数で相手を圧倒したスパーズが103対89で勝利した。
試合は、スパーズの4点リードで迎えた第4Qに、昨季ファイナルMVPのカワイ・レナードがゲームをテイクオーバー。第4Q開始から4分30秒で6本中6本のフィールドゴールを沈め、15連続得点を挙げる大活躍をみせる。リードを10点に広げたスパーズは、その後も二桁台の点差を保ったままホームで快勝を収め、グリズリーズとのシーズンシリーズを2勝2敗の引き分けとした。
▼レナード、グリズリーズ戦ハイライト
この日のレナードは、ゲームハイの25得点と10リバウンドでダブルダブルを獲得。他にもトニー・パーカーが17得点、ティアゴ・スプリッターが15得点をそれぞれ記録し、勝利に貢献している。
この試合でスパーズはグリズリーズに1度もリードを許しておらず、ペイントエリア内の得点が54対44、リバウンド数が48対34と、マーク・ガソル/ザック・ランドルフのフロントコートを相手にインサイドを支配した。
▼スプリッタ-、Z-Bo相手にナイスディフェンス+速攻
(via TimDuncanTheAlmighty)
▼この日は運も味方
(via TimDuncanTheAlmighty)
▼パーカー→スプリッター
(via TimDuncanTheAlmighty)
この敗北により、グリズリーズは約2ヵ月ぶりにウェスト3位に転落。現在ウェスタンカンファレンスのプレイオフシードは、2位のロケッツから6位のスパーズまでがわずか3ゲーム差という大混戦となっている。
▼ウェスト2位から6位
チーム | ゲーム差 | 過去10戦 | |
2 | ロケッツ (50勝23敗) |
0 | 7-3 |
3 | グリズリーズ (50勝24敗) |
0.5 | 5-5 |
4 | ブレイザーズ (47勝25敗) |
2.5 | 5-5 |
5 | クリッパーズ (49勝25敗) |
1.5 | 8-2 |
6 | スパーズ (47勝26敗) |
3 | 7-3 |
やや不調気味のグリズリーズやブレイザーズとは反対に、下位シードのクリッパーズやスパーズが大きく調子を上げているので、どのチームがホームコート・アドバンテージを勝ち取るのか最後までわからなさそうだ。
Photo: Mark Runyon |BasketballSchedule.net
ボックススコア:「NBA/Stats」